コンパクト音楽の表現形式 作品研究の新たな試み演奏家と作曲家への提言

目次 : はじめに / 本書の系統的かつ指導法的な考え方について / ◆第1部　基礎知識 / 第1章　形式学　用語と分析方法 / I．音楽的構成について / II．音楽の力性が生じる領域 / （イ）リズムの力性 / （ロ）旋律の力性 / a．伝統的な音領域 / b．拡大された音領域 / （ハ）和声の力性 / a．伝統的な和声進行 / b．拡大された和声進行 / （ニ）デュナーミク、アゴーギク、アーティキュレーション / III．第2章の内容の説明 / IV．第2章でなされる研究について / ◆第2部　形式形成要素、譜例、分析 / 第1章　単声部形式 / I．リート旋律 / II．器楽的旋律 / III．動機　−　主題 / 第2章　2声部書法による音楽 / I．各声部が異なるリズムで進行する2声部書式 / II．独立的な2声部 / III．両外声 / 第3章　音楽の構造 / I．各声部が同時に進行する場合 / II．旋律的主導声部とバス / III．溶解和声 / 第4章　スコアにおける響きの組み立て方 / I．伴奏なしの、あるいは伴奏つきの声楽声部 / II．室内楽と室内オーケストラ / III．大編成オーケストラ / 第5章　補遺1　　12音技法による音楽 / ◆第3部　作品形成の基礎としての形式 / 第1章　分節と部分 / I．特に重要な拍節 / II．主題 / III．音楽的部分 / 第2章　連結形式 / I．歌謡二部形式 / II．歌謡三部形式 / III．音楽的部分の拡張 / 第3章　変奏形式 / I．音価の細分化（音楽的あるいは装飾的変奏） / II．組み立て直し（性格的変奏） / III．変奏の根底に据えられるバス進行 / 第4章　発展的形式 / I．対位法的労作（フーガ） / II．二重主題性（ソナタ主要楽章形式） / 第5章　補遺2　　現代音楽 / 掲載譜例一覧 / 事項索引 / 訳者あとがき