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ISBN 10 : 4393112377
Content Description
僧院の「清貧」はイメージか?事実か?大乗教団の誕生にまつわる衝撃の学説を提唱した研究者が語る、律文献から見る当時の僧団と私有財産、仕事との関係。私たちの想像とはかけ離れたその生活の実態が明らかになる!
目次 : 序章 インドと中国における仏教の展開―並行・先後関係の不在/ 第1章 根本説一切有部律の位置づけ(根本説一切有部律の成立年代/ 根本説一切有部律と編纂の意図 ほか)/ 第2章 僧院史における経済の意味(根本説一切有部律と僧院経済/ 西洋における「僧院制度」の研究史 ほか)/ 第3章 人間とはその持ち物のことである―所有物と僧院での地位(キリスト教の修道士イメージ/ 仏教の僧と私有財産 ほか)/ 第4章 僧の仕事、生活のための労働(さまざまな仕事と禁止された仕事/ 仕事と安居 ほか)
【著者紹介】
グレゴリー・ショペン : 1947年、アメリカ生まれ。ブラックヒルズ州立大学(学士、アメリカ文学、アメリカ)に学び、マクマスター大学(修士、宗教史、カナダ)を経て、オーストラリア国立大学(南アジア・仏教学)でドゥ・ヨング教授の許で学位を取得。ミシガン大学教授、ワシントン大学教授、テキサス(オースティン)大学教授、カリフォルニア(ロスアンジェルス)大学教授などを経て、現在はカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授。専攻はサンスクリット語、チベット語、仏教学。1996年〜1998年度、大谷大学大学院客員教授
小谷信千代 : 1944年、兵庫県生まれ。1967年、大谷大学文学部卒業。1975年、京都大学大学院修士課程修了。1978年、大谷大学大学院博士課程満期退学。大谷大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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