Godardは子供の頃から天才とされ短い人生においてオペラ歌曲をはじめ多くの作品を遺した19世紀のユダヤ系フランス人。バイオリンは得意な楽器だったようで、先日聴いたピアノ小品集がとても良かったのでこちらを探して手に入れた。いずれもロマン派ど真ん中のバイオリンとオーケストラのための作品で、どうしてこういう曲が忘れられていたのかと不思議に思うくらいである。とても良かった。演奏・録音共に優秀。

第１集はピアノソナタと幻想的ソナタがメインで、小品集に癒される私には少々とっつきにくかったが、第２集は演奏時間も数分の曲ばかりで、起きぬけのお茶を飲みながら一日を始めるのにうってつけだ。夢のすまい（タイトルからしてロマン的だ）、夜想曲と続いていく、なんて爽やかな朝だ。ゴダールは数多くの曲を残したそうだが、見直しが進んで埋もれている作品が世に出ることを期待している。

最近，精力的にリリースを行っているデリャヴァンによるゴダール作品集。サロン風の甘い曲の連続ですが，何も考えずに聴くには最適でした（時々ハッとさせられる場面も）。しかし，新しい録音なのに，ジャケットが無いのはなぜ？（彼の他の録音のように強烈な顔のアップではなく，きれいな印象派風です）

これを買って正解でした。メロディは親しみやすくきれいだし、録音もきれいな音。そして華やかさもしっかりある。CDに収められた作品すべてに共通する要素です。ただ自分の買ったCDはジャケットデザインが違っていて、作曲家の肖像画のものでした。最初はジャケットデザインを見て注文したので、ちょっと残念。

ナクソス社のレビューを参考にして購入しましたが、買って損はなかった。メロディも美しいし、且つ大胆なところもある。↓のレビューでもあるように、ブルッフの協奏曲を思わせる作品である。隠れた名曲を捜し当てた感じだ。

　全く知らないまま買ったのですが、すごくいい曲でした。洒落ていて、華やかで、きれいなメロディを持っているいかにもバイオリンらしい曲。協奏曲２番もロマンティック協奏曲も出だしが圧倒的にいい。 　ヴュータンや、サンサーンス、ブルッフの協奏曲が好きな人には間違いない。