Orphee et Eurydice -1859 version by Berlioz : Bory, Pichon / Pygmalion Orchestra & Choir, Crebassa, Guilmette, Desandre (2018 Stereo)

グルックの傑作をさらに輝かせるベルリオーズ版『オルフェとウリディス』登場！

グルックの代表作『オルフェオとエウリディーチェ』（イタリア語歌唱）は、1762年にウィーンで初演された後、1774年には大規模な改訂が施され、パリで『オルフェとウリディス』（フランス語歌唱）として初演されています。グルックに深く心酔していたベルリオーズはこの作品に手をいれることを構想、主人公オルフェ役にメゾ・ソプラノを起用し楽器編成を拡大するだけでなく、いくつかのアリアにカデンツァを挿入し、作品全体を華やかなものへと改編しました。その結果、上演は大成功を収めました。
　本映像では2人のタイトルロール、現代最高のメゾ・ソプラノの1人、マリアンヌ・クレバッサ（オルフェ）、古楽界注目のソプラノ、エレーヌ・ギュメット（ウリディス）に加えてレア・デサンドル（愛の神）が見事な歌唱を披露。さらにモダンで美しく造形された舞台に、ダンサーたちが印象的な舞踏を繰り広げます。アンサンブル・ピグマリオンを縦横に指揮するピションは、歌唱と舞踊を支えつつ、軽快さと重厚さを併せ持つ音楽づくりにより、グルックとベルリオーズの時を超えた共作ともいえるこの作品の神髄に迫ります。（輸入元情報）


【収録情報】
● グルック：歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』1859年ベルリオーズ版 全曲

　オルフェ…マリアンヌ・クレバッサ（メゾ・ソプラノ）
　ウリディス…エレーヌ・ギュメット（ソプラノ）
　アムール（愛の神）…レア・デサンドル（メゾ・ソプラノ）

　ダンサーたち：クレール・カルペンティエ／エロディ・チャン／トミー・アントルサングル／ヤニス・フランソワ／マルゲリータ・ミシャテッリ／シャルロッテ・シエピオラ

　アンサンブル・ピグマリオン（合唱＆オーケストラ）
　ラファエル・ピション（指揮）

　演出：オーレリアン・ボリ
　ドラマトゥルギー：タイシル・ファデル
　装置：オーレリアン・ボリ＆ピエール・ドゥクィヴル
　衣装：マヌエラ・アニェシーニ
　照明：アルノ・ヴェラ

　収録時期：2018年10月16,18日
　収録場所：パリ、オペラ＝コミック座（ライヴ）
　映像ディレクター：フランソワ・ルシヨン

　収録時間：99分
　画面：カラー、16:9
　音声：Dolby Digital 2.0 & 5.1
　歌唱：フランス語
　字幕：日本語、フランス語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
　NTSC
　Region All