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七王国の騎士

George R.R. Martin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152096593
ISBN 10 : 4152096594
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『七王国の玉座』から遡ること約一世紀、ターガリエン家がウェスタロスを統べる時代、“草臥しの騎士”ダンクと、その従者エッグの冒険を描く中篇3篇を収録。“氷と炎の歌”シリーズ初の短篇集。「草臥しの騎士」―ダンクは、旅の途上で死した師、サー・アーランの亡骸を葬った。武具と馬、わずかな貨幣を受け継ぎ、草臥しの騎士となり旅を続けるダンクは、禿頭の少年エッグに出会う。ダンクは騎士としての矜持を示すため、アッシュフォードでの馬上槍試合に出場するが…。「誓約の剣」―不落城のサー・ユースタスに仕えるダンクは、河間平野の干上がった川を調べる途中、冷濠城のレディ・ローアンの領民が川をせきとめ、水を独占していたことを知る。ローアンに謁見したダンクは彼女に心惹かれるものを感じるが…。「謎の騎士」―北の“壁”に向けてエッグとともに旅の準備をするダンクは、バターウェル公が催す馬上槍試合への出場を決意する。だが、試合会場である白亜城では優勝者に与えられる“ドラゴンの卵”をめぐって、さまざまな陰謀が渦巻いていた。

【著者紹介】
ジョージ・R・R・マーティン : 1948年、アメリカのニュージャージー州ベイヨーンの生まれ。幼少年期からコミックスとSFを愛読し、1971年、短篇「ヒーロー」でSF界にデビュー。「ライアへの賛歌」(1974年)、「龍と十字架の道」(1979年)等の短篇でヒューゴー賞を受賞。さらに「サンドキングズ」(1979年)ではヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞し、SF作家として確固たる地位を築く。『七王国の玉座』にはじまる“氷と炎の歌”シリーズでファンタジイに本格的に乗り出し、ローカス賞ファンタジイ部門を受賞した

酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • bianca

    本編からのスピンオフで、1世紀遡ったターガリエン治世時代。ドラゴンの姿はないが、卵は幾つか存在。出生が不明の草臥しの騎士ダンクと、勝手に同じ境遇だと勘違いされ(実は高貴な生まれ)従士として同行するエッグが、世間を見聞し、武術を磨き、様々な人々に出逢う成長譚(今後も続編が出そうなので、きっとそうなんだろう)。ダンクは2m超の偉丈夫で、何処へ行っても注目の的。サンダーという老馬に乗り、マウンテンの様にデカいとなると…まさかあの兄弟のご先祖?!ひょっとすると高貴な生まれの可能性も捨てきれず、今後の展開に期待大。

  • マッピー

    まだ年若い「草臥しの騎士」ダンク。草臥しの騎士とは、草の上で寝る、つまり主人を持たない流浪の騎士。今でいう傭兵のようなもの。若さゆえの正義感と、若いくせに頑固なことが災いして、行く先々でトラブルに巻き込まれる。従者のエッグはまだ10歳くらいの子どもだが、貴族の紋章や人間関係に妙に詳しい。それもそのはず、エッグは王室直系のお坊ちゃまなのだから。作者はこのシリーズも続けていきたいようなので、いずれエッグは王になって(デナーリスのお祖父ちゃん?)ダンクは〈王の盾〉になるのかもしれない。でもまずは本編完成させて!

  • tom

    「氷と炎の歌」の番外編。作者には申し訳ないが、単体として読むには、たいした値打ちのない物語。さらにいえば、この物語を書くために時間を使うのなら、本編の続きを書いてほしい。たぶん、私が本を読む体力がある間に、本編が出版されることはないと見限って、最近、テレビを見ています。こちらは、それなりに面白い。

  • ポン・ザ・フラグメント

    マーティン版『素浪人月影兵庫』と言ってしまえば、年寄りにはわかりやすいのではないか。ちょっと違うけれども。『氷と炎の歌』の時代よりずいぶん前っぽいのだが、文明はその間全然進歩していない。これだけ争いが続いている世界だから、もう少し科学技術は進んでもいいんじゃないかという気がするが、そこはファンタジーのお約束。主人公ダンクとエッグに劣らず、敵役っぽい血斑鴉公が魅力的に描かれている。とはいえ、中編三作読んで「お話はむしろここからだよなあ」と思わせるあたりが、マーティンらしいと言えないこともないのである。

  • ぽっぽママ

    騎士はまだ二十歳前、であった女性が時々は自分のこと思い出してくれているだろうかと夢想しつつ訳ありの10歳くらいの賢い従者に助けられ大けがしながら信念を貫いて冒険する。面白くて一気読み。

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