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タフの方舟 1 禍つ星 ハヤカワ文庫

George R. R. Martin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150115111
ISBN 10 : 4150115117
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

付近の惑星に周期的に災厄を撒き散らす謎の星、“禍つ星”。そこに赴けば、誰もが巨万の富と絶対的な力を手にできるという。その秘密を追う学者に雇われた宇宙商人ハヴィランド・タフは、サイバー技術者、用心棒ら、いずれ劣らぬ曲者の五人と現地へ向かう。だが、彼らを待ちうけていたのは、超巨大宇宙船“方舟”号からの思いもよらぬ攻撃だった!表題作ほか、宇宙一あこぎな商人タフの冒険を描く連作集、待望の第一弾。

【著者紹介】
ジョージ・R・R・マーティン : 1948年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。幼少年期からSF、ファンタジイ、ホラーなどのジャンル小説とコミックスを愛読し、71年、SF短篇「ヒーロー」でデビューを果たす。70年代は、いずれもヒューゴー賞を受賞した「ライアへの賛歌」(74年)、「サンドキングズ」(79年)などのSF短篇作家として活躍。80年代から90年代半ばにかけては、ホラーやモザイク・ノベル『ワイルド・カード』、テレビドラマの脚本などを中心に執筆する。96年、『氷と炎の歌』第一部『七王国の玉座』を発表。現代最高のエピック・ファンタジイとされるこのシリーズは、第三部まで発表され、全作がローカス賞を受賞している

酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    粗筋の「宇宙一あこぎな商人」というのは間違いだと思います。色白のスキンヘッド巨漢で繊細な指を持ち、冷静沈着に物事を考える、慇懃無礼な宇宙商人のタフ。料金はキッチリ、頂く分、契約はキッチリ、守ります。これを見ると彼は商人の鑑でしかあり得ません。寧ろ、契約者達の方がロクデナシばかりなので余計に彼の紳士さが際立っています。そして何より、猫を溺愛するお茶目な人柄!!猫好きな人はきっとタフが気にいると思います。実際、猫を毛嫌いするヒステリーなデブ女の末路には胸がすきました(黒笑)

  • 眠る山猫屋

    さすがジョージRRマーティン、面白さが伝わってくる!宇宙商人ハヴィランド・タフは見かけこそ悪漢(表紙の人ね)だが、猫ちゃんたちを偏愛し、商い上のルールは厳守する慇懃無礼な男。決してビカレスクな物語ではない。そんなタフが最強の戦艦方舟≠手に入れる一話から物語は始まる。この規格外の巨大宇宙船、千年前の星間戦争で活躍した生態・生物戦に特化した恐ろしい兵器。数千数万の生物を培養・遺伝子操作し、敵の星を破滅に導くという…。でも要は使い方。悪魔の兵器を、タフは適正価格で天使のようにも使うのだ。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火

    ムッフッフ、これ面白い!! ひょんな事から(第1話参照)失われた地球帝国の遺産、生物戦用の巨大宇宙船〈胚種船〉を手に入れ、宇宙商人から環境エンジニアに華麗に転身した猫好きのタフの活躍を描く連作短編集。謹厳実直は仮の姿、実は慇懃無礼で抜け目ないタフのキャラクターが好きだなぁ。神の御業と見紛う遺伝子操作の技術を用いて、彼が星々にもたらすものは救済か、はたまた破滅か。3話それぞれ面白いですが、シニカルなどんでん返しが楽しい『守護者』が一番好みかな。第2巻に続いてるとのことなので、このままGo!!

  • 鐵太郎

    1980年代に刊行された、古き良き時代の宇宙を背景にしたスペースオペラ、的なもの。宇宙一あこぎな超デブの商人ハヴィランド・タフの冒険を描いた連作短編。礼儀深く受け答えし、一歩も引かずに相手の侮辱に答え、丁寧な言葉遣いで熨斗をつけて侮辱し返しす慇懃無礼さは、痛快で面白い。 ──前にここに上げたはずなのに、なぜか消えていましたので書き直し。日付は昔にしました。

  • tom

    マーティンの書いたものは、竜の物語しか読んだことがない。竜のシリーズは、途中で中断している。マーティンさんはかなりの高齢。生きているとしたら、たぶん77歳。新作が出ることはないだろうと諦めている。というところで、読友さんのコメントで知ったこの本。面白かった。楽しかった。竜の物語を連想させるところもあって嬉しかった。主人公のタフ、大男、全身真っ白、猫が好きでゲームも好き。そして生態学SF,ほんの少しデューンも連想させる。マーティンはこんな本を書いていたのかと喜びいっぱい。読友さんに感謝。

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