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ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け

Geoffrey Engelstein

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798164731
ISBN 10 : 4798164739
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

すべてのゲームデザイナー/プランナーのための、
「遊びのしくみ」184のヒント
古典的なカードゲームから現代のアプリ連携ゲームまで、
数多のボードゲームがどのようにデザインされているのか、
ゲームの「メカニクス」を徹底的に分解し、
知識体系を構築しようとした野心的な一冊。

・ゲームの構造 ・ターンオーダーとターン構造
・アクション ・解決 ・ゲーム終了と勝利
・不確実性 ・エコノミー ・オークション
・ワーカープレイスメント ・移動
・エリアコントロール ・セットコレクション
・カードメカニクス
といった章に分かれており、
ボードゲームデザイナーだけでなく、ビデオゲームなど
すべてのゲームデザイナー/プランナーにとって
どのページから読み始めても興味深い示唆に富んでいます。

名著『Building Blocks of Tabletop Game Design』の邦訳、ついに登場です!

[目次]
Chapter 1 ゲームの構造(STR)
STR-01 対戦ゲーム
STR-02 協力ゲーム
STR-03 チーム戦ゲーム
STR-04 ソロゲーム
STR-05 準協力ゲーム
STR-06 シングルルーザーゲーム
STR-07 裏切り者ゲーム
STR-08 シナリオ/ミッション/キャンペーンゲーム
STR-09 スコア・アンド・リセットゲーム
STR-10 レガシーゲーム

Chapter 2 ターンオーダーとターン構造(TRN)
TRN-01 固定ターンオーダー
TRN-02 状況的ターンオーダー
TRN-03 ターンオーダーの入札
TRN-04 進行型ターンオーダー
TRN-05 要求型ターンオーダー
TRN-06 パス式ターンオーダー
TRN-07 リアルタイム
TRN-08 断続リアルタイム
TRN-09 同時アクション選択
TRN-10 役割順
TRN-11 ランダムなターンオーダー
TRN-12 アクションタイマー
TRN-13 タイムトラック
TRN-14 パス式アクショントークン
TRN-15 インターリーブ・フェイズとシーケンシャル・フェイズ
TRN-16 1回休み
TRN-17 割り込み

Chapter 3 アクション(ACT)
ACT-01 アクションポイント
ACT-02 アクションドラフト
ACT-03 アクションの回復
ACT-04 アクション/イベント
ACT-05 コマンドカード
ACT-06 アクションキュー
ACT-07 共有アクションキュー
ACT-08 フォロー
ACT-09 オーダーカウンター
ACT-10 ロンデル
ACT-11 アクションの選択制限
ACT-12 バリアブル・プレイヤーパワー
ACT-13 「ゲーム中1回きり」の能力
ACT-14 アドバンテージトークン
ACT-15 ゲートとアンロック
ACT-16 技術ツリー/技術トラック/トラックボーナス
ACT-17 イベント
ACT-18 ナラティブチョイス

Chapter 4 解決(RES)
RES-01 ハイナンバー
RES-02 状況チェック
RES-03 クリティカルなヒットと失敗
RES-04 比率/戦闘結果表
RES-05 ダイスのアイコン
RES-06 カードプレイ
RES-07 じゃんけん(RPS)
RES-08 囚人のジレンマ
RES-09 交互除去
RES-10 身体的アクション
RES-11 静的な捕獲
RES-12 囲い込み
RES-13 ミニマップ
RES-14 戦力コミットメント
RES-15 投票
RES-16 プレイヤージャッジ
RES-17 ターゲットヒント
RES-18 タイブレイカー
RES-19 ダイスセレクション
RES-20 アクションスピード
RES-21 リロールとロック
RES-22 キルスティール

Chapter 5 ゲーム終了と勝利(VIC)
VIC-01 ゲーム状況による勝利点
VIC-02 プレイヤーアクションによる勝利点
VIC-03 一時的/永続的な勝利点
VIC-04 リソースとしての勝利点
VIC-05 勝利点の公開/非公開
VIC-06 ゲーム終了時ボーナス
VIC-07 レース
VIC-08 プレイヤーエリミネーション
VIC-09 規定ラウンド数
VIC-10 リソースの枯渇
VIC-11 目標達成
VIC-12 規定イベント数
VIC-13 実時間の経過
VIC-14 接続
VIC-15 サーキットブレイカー/サドンデス
VIC-16 フィナーレ
VIC-17 キング・オブ・ザ・ヒル
VIC-18 キャッチ・ザ・リーダー
VIC-19 タグ・オブ・ウォー
VIC-20 最低が最高

Chapter 6 不確実性(UNC)
UNC-01 ベットとブラフ
UNC-02 プッシュ・ユア・ラック
UNC-03 メモリー
UNC-04 隠し役割
UNC-05 非対称情報を持つ役割
UNC-06 コミュニケーション制限
UNC-07 未知の情報
UNC-08 隠し情報
UNC-09 確率管理
UNC-10 バリアブル・セットアップ
UNC-11 隠しコントロール

Chapter 7 エコノミー(ECO)
ECO-01 交換
ECO-02 トレード
ECO-03 マーケット
ECO-04 遅延購入
ECO-05 収入
ECO-06 リソースの自動増加
ECO-07 ローン
ECO-08 常時購入可能
ECO-09 「私が切って、あなたが選ぶ」
ECO-10 ディスカウント
ECO-11 アップグレード
ECO-12 ランダムプロダクション
ECO-13 投資
ECO-14 所有権
ECO-15 契約
ECO-16 賄賂
ECO-17 未選択リソースの価値向上
ECO-18 交渉
ECO-19 同盟

Chapter 8 オークション(AUC)
AUC-01 公開オークション
AUC-02 イングリッシュオークション
AUC-03 パスまでターンオーダーオークション
AUC-04 封印入札オークション
AUC-05 キャンセルのある封印入札
AUC-06 制約付き入札
AUC-07 一周オークション
AUC-08 ダッチオークション
AUC-09 2位入札オークション


【著者紹介】
小野卓也 : 1973年生まれ。ボードゲームジャーナリストとして、1996年より情報サイト「Table Games in the World(tgiw.info)」でニュースやレビューの発信を続け、海外ボードゲームの翻訳やボードゲーム賞の選考にも携わる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、文学博士。著書のほか、専門誌、新聞、雑誌、ウェブでの執筆も多数。山形県長井市にある禅寺「洞松寺」に住職として在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あおでん@やさどく管理人

    古今東西に数多あるボードゲームを、要素(メカニクス)ごとに体系化した、ボードゲームの「レビュー論文」ともいうべき解説書。それなりにボードゲームを遊んだことがある自分でも、7割以上が知らないゲームだった。自分は「作る」側の立場ではないが、これらのメカニクスを参考に、もしくは新しいメカニクスが開発されて、楽しいボードゲームがこれからも登場してくれれば嬉しい。

  • くろほ

    とても興味深かった。古典的なカードゲームから現代のアプリ連携ゲームまで、数多のボードゲームがどのようにデザインされているのか、ゲームの「メカニクス」を整理・分類した本。「ゲームの構造」「ターンオーダーとターン構造」「アクション」「解決」「ゲーム終了と勝利」の5つが基本的なメカニクスで、その他特徴的なメカニクスが連なる。「カタン」「カルカソンヌ」「将棋」など遊んだことがあるゲームの説明は理解しやすいけど、未プレイのものは全然解説の意味がわからない。「百聞は一遊にしかず」だそうです。

  • やす

    本気でボードゲーム、カードゲームを作ろうとしている人に向けた本のようで、気軽な気持ちで読み始めたが結構きつかった。ただ、なぜゲームを面白く感じるのかがわかり、ためになった。

  • さーもんマヨ

    B ゲームの仕組み、システムが列挙してあった。ゲームの何が面白いかは、わかりやすく書かれておらず、読者は読みながらそれをすくいとらなければならない感じだった。

  • _

    様々なボードゲームの仕組みやルールを網羅的に分析・分類した、いわばゲームの辞典。例えば、「ターン進行」ひとつとっても、こんなに種類があるとは…と驚くこと請け合いである。これを読めば面白いゲームを作れる訳ではないと思うが、客観的に分析・検討・アイディア出しをするのには良さそう。コンピュータゲームなどにも応用が利く内容。

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