[USED:Cond.AB] 絶体絶命都市: 2: 凍てついた記憶たち

【篠原編】
2010年12月───。
「ジオフロンティア計画」の第一期工事完了を祝うパーティ会場でアルバイトをする大学生・篠原一弥。彼は、華やかなパーティの裏で会場が徐々に浸水している事に気づく。連日降り続く豪雨により、富坂市内を流れる羽代川が決壊！
大量の水が地下都市・ジオシティに流れ込んできたのだ。マネージャーの指示に従い、篠原達は客を誘導して避難を始める。
一気に押し寄せる濁流に、会場のあるビルも崩壊を始めた。アルバイト仲間の藤宮春香を探して逃げ遅れた篠原は、ロッカールームに閉じこめられた藤宮を発見。協力しながら脱出する。
ようやく外に出た二人が見たものは、次第に水の底に沈みつつある街の姿だった…。


【佐伯編】
2010年12月───。
韮沢警察署の留置所に留置されている、市外からやってきた大学生の佐伯優子。鉄格子の中から必死に無実を訴えるが耳を貸す者はいない…。
突然響く轟音、そして静寂。気づいた時には留置所内の壁は崩れ、あちこちが浸水していた。警官に手錠をかけられ、共に避難することになったが、何故か戻ってきた刑事に意図的に署内に閉じこめられてしまう！次第に水位が増していく中、手錠をかけられたまま、なんとか署内を抜け出し、厳重な警備をかいくぐって脱走する。
何故捕まったのか、そして彼女が向かう先は…？