Books

天国からはじまる物語

Gabrielle Zevin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652077672
ISBN 10 : 465207767X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マリリン・モンローは精神科の医者となった。ピカソはあくことなく絵を描き続けた。ジョン・レノンは若き庭師になった。そして、みんな赤ん坊になった…。温かな涙が流れ、人生が愛おしくなる感動の物語。〈受賞情報〉産経児童出版文化賞(第53回)

【著者紹介】
ガブリエル・ゼヴィン : 1977年ニューヨーク生まれ。ハーバード大学を卒業したのち、映画の脚本の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 図書館の書棚を見ていたら、すーっと目に止まったのがこの本でした。天国とか私は信じないけれど、この本は発想が素晴らしいと思いました。不覚にも親友ゾーイの結婚式で弟のアルヴィとの会話のところで涙が溢れてしまった。こういう出会いがあるのだから読書をやめられないんだよね。

  • はる

    15歳の少女リズは交通事故で突然死んでしまう。だが気がつくと、彼女は客船に乗って不思議な島にたどり着く…。そこで始まる穏やかで優しい日々。それでも自分の死を受け入れられず、悲しみにくれて家族と接触しようとするリズが哀しい。死んでしまっているのにおかしいが、これは少女の青春物語でもある。多くのことを学び、恋をして、人間として成長していくリズ。こういうタッチはいかにもアメリカ的で、好みが分かれるかも。ラストは優しいが、切なかった。

  • 白のヒメ

    15歳という若さで死んでしまった主人公。気が付くと大きな船に乗っている。一体自分はどこへ行くのだろう・・・。作者の考える死後の世界、そして輪廻転生の仕組み。この世とあの世は巨大な樹木のようなもので、地面を挟んで根っこと枝として繋がっているという感覚に非常に同意。この世では年を取って老人になり死に、あの世ではだんだん若返って最後は赤ん坊になってあの世を去るという設定も面白く腑に落ちるものになっていて感心した。生きていても死んでいても人生は結局続く・・・。心に温かい読後を残す良書。

  • katsubek

    正統的なビルドゥングスロマンである。ヒロインは内面での成長を遂げる。肉体的には決して成長をしないのではあるが。生きるとは何であるかと真剣に向き合うことを求めてくる。さあ、あなたはどう生きるのか、と。思った以上に思慮を求めてくる作であった。しかも、重苦しさを感じさせない流れは素直に楽しかった。大人も子どもも楽しめる本だ。お試しあれ。

  • イチ

    ちょっと切ないけど心がフワッと温かくなる物語。死後の輪廻転生を描いてます。プロローグが「終わり」でエピローグが「はじまり」という構成が印象深い。死んだ年齢から若返りながら生まれ変わるという発想が斬新。ベンジャミンバトンが分かり易いかと思う。15歳のリズは交通事故で亡くなり、客船で航海しあの世の『ドコカ』へ到着する。死を受け入れられない彼女は嘆き、苦しむが、沢山の人々との出逢いが彼女の心を溶かしてゆく。ドコカでの15年の人生を色々なエピソードを交えた物語。課題図書にも頷ける良書です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items