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ISBN 10 : 4875024983
Content Description
A・N・ホワイトヘッドが「天才の世紀」と呼んだ一七世紀に生をうけ、デカルトやニュートンをはじめとする同時代の偉才の思想に向き合い、さらなる可能性を求めつづけたライプニッツ(1646‐1716)。経験論の主柱J・ロックの『人間知性論』を精読し、生得観念、無意識、微小表象などをもってつぶさに反論を開始する。
目次 : 第1部 生得的概念について(人間の精神の内に生得的な原理があるかどうか/ 生得的である実践の原理はないということ/ 思弁に関わる生得的原理と実践に属する生得的原理、この両者についてのさらなる考察)/ 第2部 観念について(観念一般について論じ、人間の魂は常に思考しているかどうかを折にふれて検討する/ 単純観念について/ ただひとつの感官から私たちにもたらされる観念について/ 固体性について/ さまざまな感覚からもたらされる単純観念について ほか)
【著者紹介】
谷川多佳子 : 1948年、東京に生まれる。パリ第一大学大学院修了。現在、筑波大学名誉教授
福島清紀 : 1949年、島根県に生まれる。1980年法政大学人文科学研究科博士課程満期退学。元富山国際大学教授
岡部英男 : 1955年、長野県に生まれる。1988年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京音楽大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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