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マンアライヴ 創元推理文庫

G・k・チェスタトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488110222
ISBN 10 : 4488110223
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

常ならぬ突風がロンドンを襲ったその日、下宿屋ビーコン・ハウスを緑衣の男が訪った。ある下宿人の旧友で、イノセント・スミスと呼ばれていた男は、出会ったばかりの女相続人の話相手に求婚し、そののち来訪していた医師に向けて拳銃を発砲するという奇矯な行為に及んで消え失せた。謎の男を巡る私的裁判が明かす眩惑的真相を描いた巨匠初期の幻の傑作長編、新訳決定版にて登場。

【著者紹介】
G・K・チェスタトン : 1874年イギリス生まれ。作家、評論家。逆説と諧謔の大家として知られ、“ブラウン神父”シリーズに代表される短編推理小説は、コナン・ドイルの作品と並んで後世の作家たちに計り知れない影響を与えた。また長編『木曜の男』などに顕著な独特の幻想性により、現在でも熱狂的な読者を獲得している。1936年没

南條竹則 : 1958年東京に生まれる。東京大学大学院英文科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kircheis

    ★★☆☆☆ チェスタトン初期の長編で、奇矯な行動をするスミス氏の罪状に関する私的法廷の成り行きを描いた作品。 殺人、強盗、配偶者遺棄、重婚といった罪の嫌疑について、普通とは異なる視点でスポットを当てるというチェスタトンの得意な作風。しかし、それぞれオチが分かりやすい上、訴追側が無能すぎるため緊迫感に欠けるのが残念。 私的法廷で犯罪の県議を一つずつ晴らしていくというスタイルは短編向きだったかもしれない。

  • 本木英朗

    英国の本格ミステリ作家のひとりである、G・K・チェスタトンの長編のひとつである。常ならぬ突風がロンドンを襲ったその日、下宿人ビーコン・ハウスを緑衣の男が訪れた――という話であるが……。半分も行く前からさっぱり分からなくなってしまった。やはり作者の長編・短編は、今の俺ではダメだってことだろうか? またいつか読もうと思う。……とりあえず以上です、はい。

  • 歩月るな

    「教えてもらいたいが、一体この天地のどこに思慮のある結婚があるんだ? 思慮のある自殺の話でもしたほうがましだ。」南條訳チェスタトン再臨。チェスタトン初期の長編小説であるので、あまりにもチェスタトン過ぎる内容のため、珍しく読みながら真相と言うかオチが解ってしまって(お得意の逆説によって、幻想を除けば無罪判定を得るための最適解が他にないくらい正当)むしろ解説にある通りの時代背景とチェスタトン自身の足跡を辿るような趣もある。頁数は少ないがラノベ三冊分くらいの分量はある故活字慣れしてないと厳しい。多様性と言う病。

  • ふゆきち

    チェスタトンの長編に外れ無しと改めて認識しました。奇想天外です。

  • ほげっひ

    読んでる最中、ずっと「?」が脳内を渦巻いてたんですが、終盤、事件の様相が反転するに至り「!!」の驚き。うわぁー!何だこれー!!そういう話やったんかー!と、まぁ、再読したくなりますよね。時代的背景等々、解説で補完した部分も個人的には多いのですが、それを除いてもじっくり楽しめます。そして相変わらずタイトル好きだなぁ…。今回は原題そのままですけども。終わり方も好み。満足。

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