G・ジョン・アイケンベリー

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リベラルな秩序か帝国か 下 アメリカと世界政治の行方

G・ジョン・アイケンベリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326351596
ISBN 10 : 4326351594
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

冷戦が終わったあと、唯一の超大国となったアメリカ。単独行動主義に進み、九・一一テロを受けて「帝国」として振る舞い続けるかに見えたが、それもうまくいかなかった。なぜアメリカは危機に陥ったのか?今後進むべき道はどこにあるのか?第二次大戦後に西側先進国を結束させた「リベラルな秩序」をもとに、解決策を導き出す。

目次 : 第1部 コンスティテューショナリズムとリベラルな覇権(承前)(アメリカのパワーと資本主義的なデモクラシーの帝国)/ 第2部 単極構造と多国間主義(冷戦後の混乱という誤った通念/ 覇権を正しく理解する/ テロ時代のアメリカのグランド・ストラテジー/ アメリカの帝国的野心/ ネオコンの時代の終わり/ アメリカの多国間主義は衰退しているのか)

【著者紹介】
G・ジョン・アイケンベリー : 1954年生まれ。マンチェスター・カレッジ卒業。シカゴ大学大学院博士課程修了、Ph.D.(政治学)。プリンストン大学助教授、ペンシルヴァニア大学准教授、ジョージタウン大学教授などを経て、プリンストン大学ウッドローウィルソン公共政策大学院教授。専門は国際関係論、アメリカ外交

細谷雄一 : 1971年生まれ。立教大学法学部卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。北海道大学専任講師、敬愛大学専任講師、慶應義塾大学准教授などを経て、慶應義塾大学法学部教授。専門は国際関係論、国際政治史。主著:『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945年〜51年』(創文社、2001年、サントリー学芸賞受賞)、『倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009年、読売・吉野作造賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Krupp

    上巻と同じく、アイケンベリー氏の論考集。全て2000年代前半のもので、ブッシュ(子)下のアメリカの単極秩序や、単独行動主義、多国間主義からの後退が主題となっている。全体的な特徴として、ネオリベラリズムの人でありながらリアリスティックな要素を否定せず取り入れているような印象。一方で、アメリカの強みとして移民に寛容であることを挙げているが、移民(非熟練労働者)の低賃金圧力についての考察があったのか疑問を抱いてしまう点もある。国際関係論の主張は同意できるものの、他の学問領域に係る部分はそうではないところもある…

  • キミ兄

    論文集。ブッシュ政権の帝国的振る舞いに対する批判。☆☆☆☆。

  • ようへい

    著者は、どのようにシステムが構築されたかが重要であると述べる。戦後、修正されたリベラルな多国間関係が生まれた。最初にアメリカが目指したリベラルな多国間関係とは門戸開放のような自由主義的なものを想定しており、ヨーロッパの自立を促進させようとしたものである。しかし、イギリスは消極的であり、最終的にはアメリカは、マーシャルプランにみられるようにヨーロッパに深く介入した。それは、一般的には東西の争いが拡大したからであると思われているが、実際にヨーロッパ諸国の目的に資するからである。それによってジョン・ラギーの埋め

  • K

    本編を読み終わり、監訳者あとがきを読んでいたらこんな一節が。 「なお第T部は学術誌に掲載した論文が中心となっており、理論的にやや難解な箇所も多くみられる。一般の読者の方でそれらが読みにくく感じられる場合は、下巻の第U部から読み始めていただければと思う。」 そういうことは早く言ってよ(笑) 上巻がなかなか理解できず、下巻はすいすい読めた自分の感覚が間違っていなかったことに、ちょっと安心した。って、そんなことに安心するなよ(苦笑) 基本文献を読んでから、数年後に出直してきます!

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