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潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー 角川ホラー文庫

Fuyumi Ono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041140734
ISBN 10 : 4041140730
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

史上最も豪華な執筆陣に、「最高の恐怖」をテーマに執筆を依頼。「あらゆるホラーのニュージャンル」として生まれた角川ホラー文庫、渾身のアンソロジー!

【著者紹介】
澤村伊智 : 1979年大阪府生まれ。幼少期より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂作品を敬愛する。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞“大賞”を受賞。巧妙な語り口と物語構成によって、選考委員から高評価を獲得した。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞

阿泉来堂 : 2020年『ナキメサマ』(受賞時タイトル「くじりなきめ」)で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“読者賞”を受賞し、デビュー

鈴木光司 : 1957年静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。90年に第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞となった『楽園』でデビュー。95年『らせん』で第17回吉川英治文学新人賞を受賞。『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』の「リング」シリーズが人気を博し、『リング』は日本、ハリウッドで映画化

原浩 : 1974年生まれ。長野県出身。2020年「火喰鳥」で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“大賞”を受賞。同作を改題した『火喰鳥を、喰う』でデビュー

一穂ミチ : 1978年大阪府生まれ。関西大学卒。2007年、「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー。22年に『スモールワールズ』で第43回吉川英治文学新人賞、令和4年度咲くやこの花賞、24年に『光のとこにいてね』で第30回島清恋愛文学賞、『ツミデミック』で第171回直木賞を受賞

小野不由美 : 12月24日、大分県中津市生まれ。1988年デビュー。12年、相関関係にある2作『鬼談百景』と『残穢』を刊行。『残穢』は13年、第26回山本周五郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    最近読んだホラーがらみのアンソロジーの中ではかなり高水準の作品が収めているように感じられました。私の好みの作家さんの澤村伊智、鈴木光司、小野不由美さんが楽しませてくれました。鈴木さんのは「リング」の続編のような感じもしました。ドキュメンタリーノベルのような気もしました。小野さんの作品は「営繕かるかや」の一作品です。他の方の作品の阿泉来童さんの「ニンゲン柱」もかなり気味が悪いものでした。

  • ミュポトワ@猫mode

    これだよ、これ!俺が読みたかったホラー!!こういうのだよ、ホラーって!!!もうね、全編めっちゃ怖い!ゾクゾクする!超怖い!!やっぱりさ、ホラーはゾクゾク怖くないとダメだと思うんだよね。ゾクゾク感を味わうために読んでるんだからさ。その点、この本は超正解。全部、ゾクゾク感に溢れているもの。良い!これ以上何も言えないから、ここで終わるけど、この本はホラー好きにはたまらないと思います。ホラー苦手な人には超苦手だろうけどwだって、この本、怖いもんw

  • ひさか

    2024年8月角川ホラー文庫刊。書き下ろし。澤村伊智:ココノエ南新町店の真実、阿泉来堂:ニンゲン柱、鈴木光司:魂の飛翔、原浩:828の1、一穂ミチ:にえたかどうだか、小野不由美:風来たりて、の潰えるをテーマにした6つの短編。小野さんは、営繕かるかやの尾端が登場して怖い不穏な話が一瞬に日常的な話に変わる様子が心地よい。澤村さんの大掛かりな仕掛けが面白い。他いずれも最怖な作品で、同時発売の堕ちるも楽しみ。

  • ちょろこ

    ホラーだわ、の一冊。久々に夢でうなされたほどのアンソロジーはホラー以外の何ものでもないっていうぐらい直球のホラーだわ。スーパーでニヤリの澤村さんで好スタートをきり、そのまま恐怖に囲まれていく感じ。阿泉さんの村の因習ものは安定の世界観。リングの懐かしさで攻められた鈴木さん。唯一初読みだった原浩さんも読みやすくてミステリアスな怖さが良かった。一穂さんもバッチリ、雰囲気も味つけも好みでぶるぶる時間が良かった。〆の小野不由美さんもさすが。不気味な暗さの中にぽっと灯りをくれる尾端さんにホッとしたり。全部楽しめ満足。

  • yukaring

    「考えうる、最大級の恐怖を」をテーマにした豪華執筆陣による書き下ろしアンソロジー。メンバー的に少しミステリ風味なのも嬉しい。一番好きなのは澤村さんの『ココノエ南新天町店の真実』ライターの女性がかつて「心霊スーパー」と呼ばれた店のその後を取材するモキュメンタリー風ホラー。取材を重ねるうちに記事は不穏で不気味な方向へ向かっていく。阿泉さんの村の因習ホラー「ニンゲン柱」には那々木悠志郎センセイが登場してニヤリ。一穂さんの団地に忍び寄る怪異「にえたかどうだか」も団地にありそう設定で想像するとゾクッとさせられた。

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