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くらのかみ 講談社文庫

Fuyumi Ono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065355350
ISBN 10 : 4065355354
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められる。

暇をもてあました親族の四人の子どもたちは、出入りを禁じられている蔵に入り、ゲームをすることに。

「四人ゲーム」。
まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。
とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した!
でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。

後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。
謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。
もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんで‥‥。



【著者紹介】
小野不由美 : 12月24日、大分県生まれ。大谷大学文学部卒業。在学中は京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。2013年『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。’20年「十二国記」シリーズで第5回吉川英治文庫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミュポトワ@猫mode

    小野不由美先生の児童向けミステリー。20年ぶりに文庫化とのこと。小野先生の本は出版されるたびに、文庫は買っているので、文庫化してくれたことにまずは感謝。古すぎて、普通に手に入れるのはなかなか困難だっただろうと思われる。っで、感想だが結構面白い。小野先生流の怪談風味もあるし、ミステリーとしても上質。…だと思う。俺がミステリーをあまり好まないので、ミステリーとしての評価はちょっとわからないけど、読んでいて面白かったのは確か。児童向けだから主人公が小6なのも読みやすくてよかった。嫌味もなく、良いと思う。

  • ひさか

    2003年7月講談社刊。書き下ろし。ミステリーランドシリーズ30作の1作目。2024年7月大矢博子さんの解説を付けて講談社文庫化。座敷童子という怪異が登場するもののミステリな展開が主で、子供探偵団の謎解きがあるというところが楽しくて良い。登場するそれぞれが大人になったところを見たい気もするが、ただの人になってるかも。。

  • あきら

    登場人物の多さになかなかついていけなかった。 その中でも読み進められるのが、この物語の特徴。 最後の方で分かる事実は、親族という絶妙な人間関係ではあり得るなと思った。そして、自分の周りでも置き換えてみると、やっぱりないとは言えないなとも思った。

  • KAZOO

    もともと子供向けあるいはヤングアダルト向けに書かれていたものを角川文庫で再出版されたということのようです。どちらかというと、民話的な感じの話ですが、やはりミステリー的な要素もかなり加えられています。小野さんの話だというのでもう少し怖いものを期待したのですが、若干期待しすぎた感じでした。

  • Kazuko Ohta

    単行本の刊行から20年以上経って初の文庫化なのだそうです。「四人ゲーム」は数ヶ月前に観た映画『新・三茶のポルターガイスト』で知りました。モキュメンタリーだと思い込んで観た後にドキュメンタリーだと聞いて、え、マジ!? こんなんホンマにある!?とビビりました。その映像を思い出してしまう本作の冒頭シーン。けれど怖いのはそこだけで、子ども向けのファンタジーホラーらしく安心して読めます。親たちに降りかかりそうな災難の真相を子どもたちが解決しようと奮闘。何巻目かで中断したままの『ゴーストハント』をまた読みたくなった。

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