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伝馬町から今晩は

Futaro Yamada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309403885
ISBN 10 : 4309403883
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1993
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 林 一歩

    下世話で馬鹿馬鹿しくて大笑いしながら読了。風太郎、侮り難し。

  • 星落秋風五丈原

    ああ、やっぱ山風氏って映画好きなんだ。あれだけ『地の果ての獄』で映画パロディやってたから、そうかなぁと思ってたけど。でも、この作品でジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『舞踏会の手帖』を引き合いに出す?いや、そりゃあ、粗筋は、重なりますよ。でも、中身の印象ってまるで違うでしょーが。映画ではマリーベル演じる裕福な未亡人が、手帳に書いてある所縁の人を訪ね歩く。舞踏会で踊った人は、皆随分な変わりよう。「昔を今になすよしもがな」と、鶴岡八幡宮の静御前よろしく舞いたくなる。映画はノスタルジー溢れるけどこの話は恐い。

  • タツ フカガワ

    幕末期の妖しい人物5人が主役の短編集。読み始めてあれ? と思ったのは、作者お馴染みの忍法帖シリーズとも明治物とも、探偵物ともちょっと違う語り口です。それだけにとても新鮮に読みました。なにしろ全5編が粒選りの内容で、なかでも表題作は軽妙なタイトルですが、幕末の傑物高野長英の後半生を、愛・憎・情こもごも絡めて描いた物語。山田風太郎の奥深さを再認識した一冊となりました。

  • ベック

    長英それぐらいにしとけ!

  • 幕末を舞台とした短編集。何となく後味悪く読了。

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