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人間風眼帖 昭和21年-昭和49年

Futaro Yamada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784343005526
ISBN 10 : 4343005526
Format
Books
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

山田風太郎が日本人に遺した戦争観、人間観の集大成。戦後30年にわたる日記から、著者自身が抜粋・改稿し、大学ノート2冊に書き遺していた、新発見の「太平洋戦争風眼帖」「人間風眼帖」を復元、収録。

【著者紹介】
山田風太郎 : 大正11(1922)年、兵庫県養父郡関宮村(現・養父市関宮)の医家に生まれる。早くに両親を亡くし、20歳で上京、戦後、東京医科大学在学中に推理小説でデビューする。昭和30年代に「忍法帖シリーズ」で一躍人気作家となり、その後も戦中戦後の「日記」、「明治ものシリーズ」、『人間臨終図巻』などのノンフィクション、『あと千回の晩飯』などのエッセイ等々、幅広いジャンルで独自の文学世界を築く。平成13(2001)年逝去。その後も作品が次々と再刊され、『魔界転生』や『甲賀忍法帖』ほか、映画・テレビ・舞台・マンガなどで今なお多くのファンを魅きつけている

有本倶子 : 昭和19(1944)年、兵庫県養父郡関宮町中瀬(現・養父市中瀬)生まれ。同志社大学文学部卒。歌人。ケースワーカー、教師として働いたのち著作活動に入る。歌集・評伝・エッセイ等多数。山田風太郎の会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やぶチャン

    テレビの功罪・・・一生馬鹿で終わる人間を少し利口にした代わり、利口になるべき人間を一生の馬鹿にした。

  • kikizo

    ここまで言っていいのか⁉という発言まで載っている。著者の独り言を書き留めたような書。天皇や軍部に対しての素朴な考え、面白かった。

  • hiyoko

    箴言集。過去の日記からの抜粋とのことだが、抽出作業は著者自身。出版するつもりだったのか今となっては分からないが、長年放置されていたものらしい。未公開の時期の日記も含むので初めてみる文章が多かったが、元が個人的に書かれたものだけに、特に太平洋戦争風眼帖のほうは天皇関係などかなり赤裸々な記述も多く読み応えがある。人間風眼帖のほうは「偽善を憎む心理は偽善ではあるまいか」、「人間が孤独になるのは、自我が強くて、しかもそれに比してその自我の発言力が弱いときである」等のアフォリズムが並ぶ。

  • tekesuta

    日記から抜粋したもの。人間と日本人に対する辛辣な見方が小説に生かされてあのような面白い作品が生まれたのか、と思うと感無量。

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