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人間臨終図巻 上 山田風太郎ベストコレクション 角川文庫

Futaro Yamada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041011294
ISBN 10 : 4041011299
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan

Content Description

著名人927名の死に方を集めた衝撃のノンフィクション!

武将、町民、政治家、歌人、文豪、音楽家など……下は15歳から上は120歳まで、歴史上のあらゆる人物の臨終の様子を蒐集した稀代のノンフィクション!
第一巻目は15〜55歳で死んだ人物を収録。


【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。東京医科大卒。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞。その後、58年『甲賀忍法帖』を発表し忍法ブームに火を付けた。2000年、第4回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かのこ

    古今東西様々な著名人の“死に際”を集めた記録文学。上巻は、十五歳で死んだ八百屋お七から五十五歳で死んだ大川橋蔵までの死が綴られる。三浦しをんさんの書評本で紹介されていて読んでみたい!とすぐ図書館に借りに行った。歴史好きとしてもミステリー好きとしてもこの本は絶対に楽しめると確信したのだが、やはり面白い…。上巻は若くして死んだ人ばかりなので、凄惨な死にざまばかりだけれど、山風先生の淡々とした記述と時に見せるブラックな毒っけがいい。○○で死んだ人々の冒頭を飾る死にまつわる惹句もどれもなるほど…と思わせられる。

  • かおりんご

    読メで知った本。10代から55才までの有名とおぼしき人たちの死に様が、たんたんと綴られています。結核や脳溢血、癌が多いんですが、なかには自殺や処刑もありました。あまりにもさらっと書かれていて、死は、本当に身近なんだと思ってしまいます。自分がいつ、どのように死ぬのかは、自殺以外では選択のしようがありませんが、だからこそ日々を大切にしていきたいと思いました。何て考えていたら、栗城くんの訃報、、、平均寿命が自分にもあたると考えちゃダメですね。

  • ひねもすのたり

    『バーナード嬢曰く。』でネタになっていた本。ジャンルを問わない著名人たちの臨終が記されています。その数923人。まさに図鑑と呼ぶに相応しいボリュームです。三冊組の一巻目である本書には没年齢が十代から五十五歳までの324名を収録。聖徳太子、夏目雅子、アベベ、ゴッホ、永野一男、モーパッサン、ルイ16世、カポネ、梅川昭美、大久保清・・・上巻は早逝の人物がほとんどでその死因の多くが肺結核です。 田宮二郎、有吉佐和子、向田邦子はその訃報に接した瞬間を思い起こしました。小林多喜二は何度読んでも酷すぎ。★4.5

  • みなみ

    歴史上の人物の臨終の様子を亡くなった年令順にまとめた奇書。上巻には10代から55歳までが収録されている。人によって内容に差はあるものの、臨終で発した言葉等を読み進めていくと、どうしようもなく切なくなった。死ぬ直前にはその人の本性が表れるということなのか、安らかなものより無念さや生への執着心の方が多く感じた。月並みなだが、後悔のないように生きないとなぁ…

  • Melody_Nelson

    妙な本である。キリストから犯罪者まで、古今東西の臨終シーンが記されている。著者のコメントも長かったり短かったり、冷淡だったりするかと思えば、逆に、龍馬や島津斉彬公のように「もうちょっと生きててほしかった」と無念さを出したりと、読んでいて飽きない。結核の死因が目立つが、精神的に病んでしまうパターンも今より多いような。脳溢血などで急死というのも見られるが、本人は苦しまないので幸せなのか。病気についてやけに詳しいなぁと思っていたら、山風は医大卒だった…。

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