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いだてん百里 春陽文庫

Futaro Yamada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784394904434
ISBN 10 : 4394904439
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

徳川幕府の金山総奉行・大久保長安は、伊豆国天城峠にて巨大な猪を一人で倒す女を目撃した。それこそは一日に四十里も山を駆けるという漂泊の山の民「撫衆」の、美しき野生の姫「お狩さま」の姿であった―。時は慶長十二年、江戸開府から数年経ち、徳川・豊臣の最終決着の予感があった頃。暗躍する徳川隠密と忍者の攻防、武田家再興を忘れ得ぬ遺臣の志…、「天城の義経」率いる撫衆たちにも、その異能を求め秘かに接触してきた。しかし平和を愛する撫衆たちは、争いを避けて転地するも、行く先々で新たな火種に遭遇してしまう―。

【著者紹介】
山田風太郎 : 大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を書き、戦後日本を代表する小説家の一人である。平成13年(2001年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hutaro

    「撫衆」一族の掟、厳しいな。親族でも掟を破ったら罰さなければならないとは。どこかのエロ奉行が見初めた撫衆の姫が囚われそうになるが、間違って姫の妹が囚われる。しかも妹が猪と戦わさせられることになるという結構衝撃的な始まり方をした本作。姫と元武田家の家臣の男(姫の好きな男)は道行くところでトラブルに巻き込まれる。姫は強いという自負があるからか一人で突っ込んで行ってしまうし、そのくせ簡単に敵の手中にハマっているが、憎めないキャラクター。蛇責めの話は恐ろしかった。蛇娘は…助からなかっただろうな。☆3.5

  • あきのぶ

    漂泊の山の民、撫衆(なでし)

  • isbm

    ★★★

  • でろり〜ん

    著者、30代前半の作品ですねえ。なんといいますか、文体が若いですし、ちょっとくだらないシャレも随所にあって、不思議な感じ。有名人がどんどん出てきますが、回収はナシ。エンディングにお狩りさまが出てこないしね。昭和30年代ですかあ、そですかあ。という感想でした。

  • gibbelin

    忍法帖前夜、あらぶる風太郎。

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