ラストで3夜連続ということもあって、シナリオ的には全盛期のものより今一つな感は否めないが、長く見ていたドラマの最後としては感慨深いもの。

このドラマをきっかけでサスペンスというジャンルが大好きになりました。個人的に凄く親しみを感じる作品です。 キャストが豪華で毎回犯人役が誰なのかという部分も魅力の１つでした。 田村正和さんをこの作品で知ったのですが、とても個性的で唯一無二の存在でした。今でも大好きな作品です。

豪華俳優さんの話もよいのですが、笑福亭鶴瓶さんや小堺一機さんなどの普段演技をあまりしない方が犯人役の話が特に好きです。

松嶋菜々子さんの話が特に好きです。最後にふさわしい内容であるとともに、松嶋さんと田村さんがダンスをするシーンがすてきです。

どの話も面白いですが、私は鈴木保奈美さんが出演した「ニューヨークでの出来事」の回が特に好きです。夫の殺人容疑がかかったにもかかわらず、逮捕されなかった妻がバスで隣になった古畑に道中で、事件について語り、古畑が真相を推理するところがとても面白く、圧巻でした。

木村が最後に落ちる瞬間。あの場面は、ちょうど、刑事コロンボの「ロンドンの傘」でも使われる手法です。 自らが、犯人であると、言わせるのは、見ていても、面白い。 三谷も相当に、刑事コロンボのファンであるに違いないです。 だから、三谷作品は素晴らしいです。たまにこけますが、 ありがとうです。

古畑任三郎も大好きで毎回見ていました。特に木村拓哉と共演した回が大好きでした。殴られるシーン結構凄いです。

'06年作品｡06年の正月に3夜連続で放送された三谷幸喜脚本の人気ﾄﾞﾗﾏ最終章を収めた3枚組｡何と言っても｢古畑ﾏﾆｱ｣を自認するﾏﾘﾅｰｽﾞ､ｲﾁﾛｰのﾄﾞﾗﾏ初挑戦となる第2夜が見ものだ｡また､藤原竜也&石坂浩二(第1夜)､松嶋菜々子(第3夜)がｹﾞｽﾄ出演｡

第１夜はマジ最高だった！ 古畑シリーズはずっと大好きで見てたけど、『SMAP』〜３rdシーズン〜『閣下』がイマイチで、正直「もういいかな？」と思ってた。 …それがあの第１夜。 「古畑任三郎は死なず！」と思わず興奮してDVD−BOXを揃えたほどです。 第２夜以降は豪華特典として楽しむ勢いの第１夜の完成度ですわ。

第１夜の回もよかった。さすが石坂浩二。最近司会ばかりだけど、役者としてもすばらしいですね。金田一耕助役の復活、これも楽しみ。