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こうの史代 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり

Fumiyo Kono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861529955
ISBN 10 : 4861529956
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
福永信 ,  

Content Description

漫画家生活30周年! デビューから現在まで こうの史代のすべて

『夕凪の街 桜の国』(手塚治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)で知られる、こうの史代の全貌に迫る!
デビューから現在までの原稿・画稿をアンソロジー形式で収録。
「街角花だより」「長い道」「こっこさん」「かっぱのねね子」「ぼおるぺん古事記」ほか、たっぷり140ページ以上をカラーで紹介します。
ロングインタビューや初の年譜、詳細な作品解説、文献目録を掲載し読み応えたっぷり。
ひとりの漫画家として、こうの史代が歩いてきた30年の道のりを、絵や漫画、豊富なテキストでたどる一冊です。

*巻末おまけ 
自主制作本「すずしろ帖」、幻の告知ペーパー「のののーと」(1通)を特別収録


《著者情報》
こうの史代(コウノフミヨ)
1968年広島市生まれ。広島大学中退。放送大学卒。1995年、『街角花だより』の連載で漫画家デビュー。『ぴっぴら帳(ノート)』『長い道』『かっぱのねね子』『夕凪の街 桜の国』『さんさん録』『平凡倶楽部』『ギガタウン 漫符図譜』など作品多数。アニメーション映画『この世界の片隅に』(片渕須直監督)が大ヒットを記録した。『ぼおるぺん古事記』で古事記出版大賞稗田阿礼賞を受賞。ブログ「こうのの日々」では「空色心経」の制作過程やインコTさんとの日常、日々のスケッチなどを公開している。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    これは凄い本だ。こうの史代の漫画人生がまるっと詰め込まれている。原画も美しく、元になったスケッチや自費出版の本に観察眼の鋭さも見れる。実に優しく豊かな絵だ。ロングインタビューでは、漫画への想いも語られ、単行本や関連書籍の細かい解説まである。本の隅に小学生の頃の理解ノートに描いたパラパラ漫画まで再録していて、NetGalleyで読んだのだが、これは紙の本で持ちたいなと思ってしまう。原画展が各地で開催されているようだが、ぜひ東京でもやって欲しい。原画を見てみたくなった。#NetGalleyJP

  • もちこ

    こうの史代さんの描く、躍動感のある絵が大好きです。 『この世界の片隅に』を読んだのが、こうの史代作品との出会いでした。日常のささやかな喜びが描かれた前半から、無慈悲なことが起きる戦時下へのギャップが衝撃的でした。人の日常は、こんなふうに自然と破滅に向かっていくのか…と思い知らされました。 そんなこうのさんの仕事を振り返る本、読まないわけにはいかない! イラストやインタビューがボリュームたっぷりで掲載されていて、とても良かった。 これまでの作品の裏話を読んで、また漫画を読み返したくなりました。

  • ぐうぐう

    「漫画家生活三〇周年 こうの史代展」公式図録。140ページを超える原画、詳細な作品解説(デビュー前の作品も網羅)、充実の文献目録、そしてロングインタビューと、実に内容がぎっしり詰まっている。そのロングインタビューでこうのがこんなことを語っていたのが記憶に残る。「手塚さんっていろんなジャンルをやっていてたくさんの枝葉があるでしょ。私はその中の枝の一本分をやっているだけなんですよ。手塚治虫が一度やったけどあんまり反応がなかった、とか、スベッたかな?とか本人が思っているようなことを、(つづく)

  • akihiko810/アカウント移行中

    「漫画家生活三〇周年 こうの史代展」公式図録。作品原画、詳細な全作品解説、ロングインタビューなど。印象度A−  こうの作品は読んだことあるのは全部「好き」で(結構、私が読んでない作品もあったのだと、本書を読んで知った)、 「この世界の片隅に」は「2000年代以降の神漫画を1作挙げよ」と言われたら、真っ先に候補に挙げるくらいには、「すごい」作品だと思っている。 こうのは、「天才なのでなんの苦労もなく漫画家になった人なのだろう」と勝手に思い込んでいたのだが、「話の題材が地味」だからか、いろんなところに

  • りらこ

    こうのさんのことは「この世界の片隅に」で知りました。この本は30年の漫画家としての歩みの集大成。なかなか贅沢な本。柔らかな画風。風を感じる絵。やさいいです。昭和のなつかしさもあります。布の柔らかさの表現が上手。少しずつマンガも載っているので、これをきっかけに何冊か読みたいものができました。

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