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Maroの 偏愛 名曲案内 -フォースと共に

Fuminori Shinozaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276200135
ISBN 10 : 427620013X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

超有名曲から超マニアック曲まで!
N響コンサートマスターとして、またNHK Eテレ「クラシック音楽館」案内役としてもおなじみの篠崎史紀(MARO)が“偏愛”する名曲をジャンル別に厳選し、演奏体験などを交えながらご案内。さらに、自身についてや教育論、SPレコード・蓄音機についてなど、MAROを語るときには外せないテーマをコラムで取り上げ、巻末では“裏”プロフィールもご紹介する。
『音楽の友』誌で2017年1月から2020年8月にかけて掲載された「MAROのつれづれなるままに」「誌上名曲喫茶 まろ亭」の2連載をベースに新規原稿を加え再構成、書籍としてまとめた1冊。

【著者紹介】
篠崎史紀 : 愛称“MARO(マロ)”。1963年、北九州市小倉出身。多くの演奏家を輩出した篠崎永育(父)と幼児教育の第一人者である美樹(母)の手ほどきで3歳よりヴァイオリンを学ぶ。81年よりウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビュー。その演奏は、「信頼性のあるテクニック、遊び心もある音楽性」(ヴィーナーツァイトゥング紙)、「真珠を転がすような丸く鮮やかな音色、魅惑的な音楽性」(フォルクスシュティンメ紙)と称賛される。ヨーロッパの主要コンクールで数々の受賞を果たした後、幅広い活動を行い、帰国。群馬交響楽団や読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年よりNHK交響楽団のコンサートマスター。以来“N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指揮者として国内外で活躍中。2014年有馬賞受賞、王子ホールとの共同企画「MAROワールド」が2020年第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。NHK Eテレ「クラシック音楽館」案内役も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    名曲案内と言うと作品周辺のアネクドーテの紹介ばかりで、音楽的に得るものが全くない本が多いが、流石に演奏家の発想にはハッとするものがある。ブラームスの交響曲第1番・第2楽章のソロをダウンから始める演奏なんて、私は見たことが無い。「自由な妄想やパーソナリティを誇示できる演奏が少なくなった」と嘆く篠崎さんならではだろう。燕尾服の裏地に着物の生地が貼ってあるのがいつも気になっていたが、ジャパン・スピリッツを大切にする篠崎さんの拘りだったと知る。アレンスキーやドホナーニの室内楽など「偏愛」ならではの選曲もユニーク。

  • ムーミン2号

    N響の第一コンサートマスターである篠崎史紀さんこと MAROさんが『音楽の友』誌に連載されていたものをまとめた一冊。MAROさんの体験と共に、名曲の魅力が語られ、知っている曲でも「また聴いてみたい!」と思わされるばかりか、知らない曲への興味もわくほどの文章。もう少し詳しく! と思う部分もあったり、え? ここで終わるの? と残念になる場合もあったりと、いいところで締めているのは、各曲への興味が持続する。時々、音楽の専門用語も楽譜も出てくるけど、解説もしてあるので読みやすい。紹介された曲を聞いてみよう!

  • bluelotus

    ★★★☆☆ 専門用語がけっこう出てくるので、音楽をやられてる方ならより楽しめるんだろうなぁと。初心者としては最後のマロさんの裏プロフィールが何よりも楽しかった(笑)

  • kuma suke

    王道からマイナーなものまで、いろいろな曲が紹介されていておもしろい。ご両親からの教えや留学時代、歴代のオケやマエストロたちとの秘話も興味深いものばかり。マロさんのお茶目な話ぶりは文字になっても健在で、まるでラジオで語りかけくれているような読み心地でした。

  • K

    MAROさんオススメの楽曲を紹介する本。N響のコンマスとしてデュトワのタクトの下、初めて『シェエラザード』のソロを弾いた時の緊張のエピソードがなんだか意外だった。数年前ソヒエフとこの曲演奏していたと思うけど、すごく繊細かつ濃厚で、音楽の波に心地よくのまれそうな演奏だったから。「楽譜に書かれたことだけを見て演奏するのではなく、その中に隠し、仕組まれた作曲家の脳内を解き放つことによって、芸術として人々に伝承されることを願っています」

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