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ISBN 10 : 4022630167
Content Description
『枕草子』を歴史学の手法で読み解くと、意外な事実が見えてきた―。なぜ「春は曙」「夏は夕暮れ」から始まる?通説の登場人物比定は間違っていた!清少納言と藤原道長との関係…。研究し尽くされたはずの『枕草子』から新たに見えてきた清少納言の感性、姿、行動範囲、人間関係。時代の制約を受けず、自然の背景に人間を見、人間の営みから自然を感じていた清少納言。現代にも通じるこの日本人の感覚は、まさにこの時代にはぐくまれ、継承されてきたのだ。さて「春は曙」はどういう情景を描いたものか、著者からの驚きの推論とは?
目次 : 1 『枕草子』の輪郭(『枕草子』はなぜ書かれたか/ 「春は曙」に始まる『枕草子』の展開/ 宮仕えにいたるまで―宮仕えの時期をめぐって)/ 2 清少納言のまなざし(宮仕えの日々/ 家からの観察/ 外出の折にて)/ 3 激動の時代を生きる(政治の大きな変わり目/ 中宮を支えて/ 宮中の人々)/ 4 『枕草子』の時代(『枕草子』の社会史/ 自然と環境の観察/ 自然観を探る)
【著者紹介】
五味文彦 : 1946年、山梨県生まれ。東京大学文学部卒。現在、東京大学名誉教授、放送大学教授。文学博士。専攻は日本中世史。著書は『中世のことばと絵』(中公新書、サントリー学芸賞)、『書物の中世史』(みすず書房、角川源義賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゅてふぁん
読了日:2017/04/11
コニコ@共楽
読了日:2024/12/13
bapaksejahtera
読了日:2024/02/24
源シタゴウ
読了日:2025/01/25
Hiroh
読了日:2014/10/01
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