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藤子・f・不二雄のまんが技法 小学館文庫

Fujiko F. Fujio

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094043310
ISBN 10 : 4094043314
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2000
Japan

Content Description

マンガを描くこつ。マンガを描くときに何が必要か?そして、何が大切か?読んでいる途中で、「ん?これは何のことを言っているのかな?」と、頭を悩ませることは、ほとんどなかったと思います。それは大切なことが、とてもわかりやすく書かれていたからです。頭で「わかる」と、つぎに「考える」ようになります。わからなければ、考えるところまでたどりつけないのです。藤子先生は、読み人がきちんと「考える」ところまでたどりつけるように、わからせてくれたのです。

目次 : 第1章 まんが作りは映画作りと同じだ/ 第2章 まず「まんがノート」を作ろう/ 第3章 さあ、俳優募集(キャラクター作り)/ 第4章 ロケハン(舞台さがし)に出かけよう/ 第5章 きみはカメラマンだ/ 第6章 シナリオを作ろう(物語発想法)/ 第7章 空想を広げよう(SFX入門)/ 第8章 クランクイン(撮影開始だ)/ 第9章 さあ、プロをめざしてがんばろう!/ 第10章 まんが実技編

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シブ吉

    藤子・F・不二雄先生の「まんがの描き方入門」といいつつ、その内容から伝わるものは、マンガだけではなく普通の仕事にも応用が出来ると感じられました。ドラえもんを含め、本書に掲載されたマンガの数々は、難しい事を難しく話し、自分だけ悦に入るよりも、難しい事を誰にでも判る様に優しく話す事がいかに大事な事かを痛感させられました。興味を持つ事、助け合う事などなど、ドラえもんを通して描き続けた藤子先生の作品は、争い事の多いこのご時世にこそ、必要な本だと改めて感じさせられた一冊でした。

  • しーふぉ

    ドラえもんを教材にマンガの描き方を教えてくれています。意外と覚えているものでビックリ(^^)またドラえもん読んでみたくなった。

  • 小木ハム

    自分はドラゴンボールよりドラえもんを読んで育った人間で、わりと道徳の教科書並みに人格に影響を受けてると思う。こういった本があったんだなと感激、アマゾンに感謝。子供向けの文章ですが、藤子F先生がどのように考え作品を作っていたかが実際のコミックスからコマを抜き出した解説でわかる。小難しいことが格好いいことと勘違いして、わかりやすいことを子供っぽいと小馬鹿にするのは悪い考えだ。『子供が読んでもわかりやすい』そして『大人が読んでも深みを感じる』そんなドラえもんをこれからも大事に読んでいきたいと思う。

  • 舟華

    まんがを描くわけではないけれど、時代を担った作家さんはどういった思考回路をしていたのか知りたくなって読んでみました。インプットとアウトプットの大切さが切々と伝わってきて、欠乏中の私の身に染みた。文章と併せて載せられているドラえもんも「読んだことある!」ってなって楽しい。

  • よこ見

    キャラを役者に例えたり舞台設定をロケハンに例えたりと、映画になぞらえた比喩が多いのが興味深い。トキワ荘組は映画好きが多いし、師匠筋の手塚治虫は漫画に映画的な技法を導入した人だからその影響もあるのだろうか。コマ割りを細かくすることでテンポを上げたり、ロングショットや俯瞰の構図で一つのコマの情報密度を上げたりなどの実践的なアドバイスも多く、漫画家志望以外でも単純に読み物として楽しめる程読みやすい。何十年も漫画誌で看板を貼り続けたのも頷ける、考え抜かれた漫画論だった。

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