Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 海猫

  読了日：2021/03/09

  藤子・F・不二雄プロ作品ながらも、F先生本人が描いてるかのようにこなれた内容。部分的な演出に、違和感を感じる程度。今回は「宇宙漂流記」ということで、大長編ドラえもんには宇宙を舞台にした作品は何作かあるが、オリジナリティーはちゃんとある。宇宙空間のいろんな場所や惑星での冒険の話で、「21エモン」や「モジャ公」あたりの作品に近い面白さ。ところどころ短編にあったアイデアを膨らまして使ってるのも、上手い。SFとしてもしっかりした作り。山場は派手な宇宙戦闘で盛り上がる。欲を言えばあと一歩、ギャグの切れが欲しいかも。

• 山田太郎

  読了日：2020/05/21

  長編は割と帳尻あわせるような印象があるドラえもん長編と思いますが、これはなんかきれいだな。娘はえらくドラえもん好きで秘密道具どちらが多く言えるか競争しようとか言われますが、意外と知らない自分に気づいた。Eye Flysというバンド聞きながら読む。ドゥーム、スラッジ、ノイズロックらしいが、演奏うまく絶叫調のボーカルもかっこいい。

• 結葉天樹

  読了日：2021/02/04

  文明が星を壊し、母星を失った人々が集い船団を形成、新たな母星を見つけるため宇宙をさまよい続けている。終盤は宇宙戦に非生物の黒幕と、宇宙開拓史、小宇宙戦争、アニマル惑星、銀河超特急の設定が盛り込まれた感覚。環境問題、ノストラダムスの大予言など藤子先生なら使ったかもしれないSF（少し不思議）のネタを使うところが作者らしさを残している気がする。前作から「作者の言葉」が無くなっているのは寂しいですね。しかし今回はのび太が原因とは言え、毎度毎度人の物を勝手に捨てるママはどうにかならないんでしょうか（汗）

• ＊

  読了日：2017/12/24

  あっさり地球に生還ー！と思いきや罠だったのがホラー。アニメ版の、のび太の戦術眼が冴え渡るシーンも好きです(ドラえもんが「ダメだ！」って投げた問題を、のび太が全部解決する流れw)。

• 海藍

  読了日：2013/06/09

  【大長編19作目：映画公開1999年】未来の「スタークラッシュ」ゲームで宇宙探検を楽しんでいたドラえもんたち。ところがジャイアンとスネ夫がゲームの途中で宇宙の中で迷子になってしまった。しかもゲームごと謎の光にUFOで連れ去られてしまった。UFOにのっていたのはリアンたち宇宙少年騎士団で、みんなが暮らせる星をさがしていたのだ。ところが旅の途中、あやしげな軍団につかまってしまった。その軍団の司令官リーベルトと正体不明のアンゴル・モアは、地球侵略を企んでいた。

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