ジャケットから想像できる音がそのまま再生される一枚かと。アバンギャルドな面も顔を覗かせつつも冒頭の曲から爪弾くギターの音色とニールの声が聴くものの心を捉えて離さない名盤

2020年代の耳で聴いたとしても新鮮であり刺激的である１枚。

60年代アシッドフォークの名曲「The Dolphins」収録、アシッドフォークなんて書くと構えてしまうかもですが豊かな響きの低音ヴォイスにじっと耳を傾けて聴いて欲しいです。にルソンのカバーで有名なオリジナル「Everybody’s Talkin」も絶品

名曲「ドルフィンズ」はザ・ザにカバーされ、初期のディランにも影響を与えたさすらいの男。フレッドは真夜中のカウボーイなんだよ！クール！

歴史的遺産(大袈裟)が失われず、本当に良かった。長い間見なかったな〜。この調子でジャック・エリオット(B.ディランも昔はパシリ)とか、どんどん出して欲しい。日本のレコード会社の人、洋楽リスナー育てて下さい。

これぞFolkの神髄。しかし、２枚組のCDに詰め込むだけ詰め込みましたねえ．．．どこを聴いても最高の金太郎飴な感じですが（笑）

音もさることながら、ジャケがイイですねえ。Dylanじゃ、こうは出来ないですね（苦笑）