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フランク・ザッパ自伝

Frank Zappa

User Review :4.5
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309267197
ISBN 10 : 430926719X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

『アホでマヌケな…』のマイケル・ムーアの先達、ロック界の鬼才フランク・ザッパが、常識の底をぶち抜いて自らの生い立ちやツアーでのドタバタ、さらには検閲やキリスト教原理主義との対決を語りつくす! 待望の改訳版完成!

Content Description

ロック界の巨星FZが地獄から甦った!自らの生い立ちや音楽観を語りつつ、調子っぱずれのアメリカに一喝。デジタル・リマスター「完全新訳」ヴァージョン。

目次 : だから、なんの本だって?/ 俺のどこが変態なんだ?/ カリフォルニアの砂漠にて/ 大学へ行かなかった代わりに/ 愉しい日々はつづく?/ ログ・ハウスの人びと/ おどけ者たちのなかへ/ ブリタニアよ、たわごとを抜かすな/ 音楽のすべて/ 親父のための一章/ お待ちかねの話あれこれ/ 非難と攻撃/ アメリカはいっぱい引っかけ、行進する/ ボンクラのすべて/ 結婚と家族(ダダの視点から)/ ポルノ・ウォーズ/ アメリカのキリスト教原理主義/ 現実主義的保守派/ ボツ企画あれこれ/ おわりに

【著者紹介】
フランク・ヴィンセントザッパ : 1940年12月21日、メリーランド州ボルチモア生まれ。12歳の頃からドラムスを始め、17歳にはギターに転向。66年、マザーズ・オブ・インヴェンションのリーダーとして『フリーク・アウト』でデビューした後、60枚以上のアルバムをハイペースでリリースした。ロック、ジャズ、R&B、現代音楽、クラシックなど、あらゆる音楽のイディオムを取り入れたその刺激的な楽曲は、エロと諷刺の効いた歌詞や演劇的な要素を取り入れたパフォーマンスとあいまって、聴衆を常に挑発し続けた。彼自身も特異なギターのヴァーチュオーソとして評価される一方、シンクラヴィアを駆使した音楽制作の草分けとして知られた。また映画『200 Motels』を監督したり、アメリカの政治や文化についても積極的な発言を行うなど、ミュージシャンに止まらない活躍ぶりを示した。93年12月4日、前立腺癌により他界。享年52歳

ピーター・オチオグロッソ : 宗教研究家。“The Joy of Sects”など、スピリチュアリティと世界の宗教についての著作があるほか、伝説の架空ロックバンド、スパイナル・タップについて書いた“Inside Spinal Tap”、ラリー・キングとの“Tell It to the King”(共著)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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いっきに読める内容。ザッパこそ良識。と思...

投稿日:2004/08/08 (日)

いっきに読める内容。ザッパこそ良識。と思う反面、常人にはついて行けない程音楽にのめり込んでる彼の姿を垣間見る事ができた 涙。値段にも涙

ザッパの三平 さん | 沖縄県 | 不明

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面白い!ザッパの真実に迫れる本です。ザッ...

投稿日:2004/03/10 (水)

面白い!ザッパの真実に迫れる本です。ザッパにまつわる変態的伝説がいかに間違ったものか、権力に対し、いかに闘ってきたか、商業主義に陥った音楽業界に対する苦言など、眼からウロコでした。フランク・ザッパはただただ偉大です。あ〜、今の時代まで生きていて欲しかった。

Black Napkins さん | 東京 | 不明

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内容はザッパが質問に答えていく形で行われ...

投稿日:2004/02/27 (金)

内容はザッパが質問に答えていく形で行われており、読み出したら終わらないが!やっぱ高い!需要が少ないからかな〜?

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Z

    私は禁煙中だが、この人のせいでタバコを吸ったので懐かしく読む。著者はロックミュージシャンだが、ブレーズ指揮のクラシカルな作品があり、もともとウェーベルンやストラビンスキー等にも影響を受けている特異なミュージシャン。晩年、大統領選挙に出馬要請を小規模な政党からうけるも癌が見つかり中止(父ブッシュが当選した時期)。その頃の本で前半、誕生から自己の活動を振り返り、後半、政治、経済的な見解を披瀝。宗教右翼、非効率的な税制法律、国家システム等に喝をいれ少なくともトランプよりも言ってることはまともなことは間違いない。

  • unknown

    自伝としてもエッセイとしても、娯楽作品としても極上の面白さ。前半は生い立ちと音楽活動の狂騒と苦労の日々がユーモアと皮肉たっぷりに綴られ、後半は悪名高きPMRCなどの団体との戦いの記録と政治的な話が中心となる。合間には抱腹絶倒の四方山話が挟まれ、盛り沢山の内容を一気通貫で読ませる。氏の音楽観の一端が饒舌に語られる第8章「音楽について」は必読。共同編集者の巧みな手腕と、ザッパ本人の編集で生まれた構成の妙も素晴らしい。異才・奇才・鬼才・偉才と様々に称される稀有な音楽家が遺した貴重な一冊であり、一つの作品である。

  • Mark.jr

    読み返し。 1994年に死去するまで、ロックの可能性を押し広げてきたFrank Zappa。本書は存命中に出された、本人の手により自伝になります。執筆動機は、ザッパ曰く「せめて一冊ぐらい、(俺について)本当のことをある本があってもいい」とのこと。前半は割りと自伝っぽい内容ですが、後半はほぼ音楽観や音楽産業やアメリカ政治への批判などなど、完全に自伝的内容からは外れていますが、まあここら辺がザッパの独壇場でしょう。いきなりライブ上でウ●コ食ったという噂の真偽から始まるなど、ザッパらしいユーモアも満載です。

  • 惨児春

    アメリカにはビッグマックとリーヴァイスしかないなどという先入観を取っ払い、ひどい汚職と宗教家、物を考えない人々がいるということを教えてくれる本。勿論書いてあることを鵜呑みにしてしまえば自分もコーンヘッズの仲間入りなわけだけれど。前半は生家での暮らしやまだ駆け出しミュージシャンだったころのザッパについて書かれていて、彼の主張に興味が湧かずとも曲や人柄が好きなら一読の価値あり。ブタ箱に入るぞだとかいった小見出しも楽しい。

  • fritzng4

    いわゆる自伝ではない。スーパーワーカホリックで稀有な音楽家の、等身大の姿に触れることができる。53で死んでるのに、出したアルバムの枚数が驚異的に多すぎてまだ全貌が見えない。ネット時代に大活躍しそうだったのになあ、早世が惜しまれる。

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