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デューン 砂の惑星 新訳版 上 ハヤカワ文庫

Frank Herbert

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150120498
ISBN 10 : 4150120498
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アトレイデス公爵は皇帝の命を受け、惑星アラキスに移封されることになる。過酷な砂漠の惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の産地である。宿敵ハルコンネン家に代わりそこを支配することは、表面的には公爵家に大きな名誉と富を約束する。皇帝やハルコンネン男爵の罠だと知りつつ、公爵は息子ポールの未来のため惑星アラキスに乗り込むが…。ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞の壮大な未来叙事詩を新訳版で!

【著者紹介】
酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    ヒューゴー賞とネビュラ賞をW受賞し、SF史上隠れもなき名作の誉れ高い本書。この読書メーターでの評価も極めて高い。そのつもりで読み始めたのだが、どうもこの世界観の古さ(初版は1965年)に馴染めない。新訳ということなのだが、訳文の文体、日本語も古めかしい。このところ、書籍の購入は古書が多いのだが、この『デューン』は、新刊で3冊を揃えた。意気込みが空回りしたのだろうか。やっと上巻を読み終えて、後2冊。中巻からは、一気にデューンの物語世界に引き込まれていくのだろうか。だといいのだが、なんだか弱気。

  • パトラッシュ

    サハラ砂漠を望見した際、初めてアラキスに降り立ったポールも同じ思いを抱いたかと想像した。それほど『デューン』の世界観や巨大な砂蟲が走り回る物語は、SF読者の心に深く刻まれている。全編の政治的背景を描く第1巻は壮大な序章だが、父を陰謀で失い砂漠をさまよう主人公ポールが重く厳しい未来を予感してわななく姿を読む度に、他のSFにはない深いロマネスクに浸る。それは運命に逆らう母や非道なハルコンネン男爵、裏切り者ユエに至るまで流されることなく己の意志を貫く者ばかりが紡ぐ容赦ないドラマに魅せられてしまうからだ。(続く)

  • ねこ

    2024年1月に砂の惑星Part2が公開されるので読みました。旧作の1984年版の砂の惑星もインパクトが強くて好きですが2021年版がいいですね。原作は1965年で映像化は不可能と言われ続けた作品です。SF作品に留まらず「星を継ぐもの」などと並び古典文学としても素晴らしい。そして新訳版は読みやすいですね。映画のPart1ではもう少しストーリーが進んでいるので本書までは頭の中で映像と結びついたイメージで読めますが続きは全く知らないのでワクワクして読めそうです。「デューン」シリーズは6作あるので先は長そうです

  • はるを@お試しアイコン実施中

    🌟🌟🌟☆☆。1972年にゼロからこれらの設定を創造した事に驚愕した。現代でも王道ネタとして十分通用する。著者は当時の世界情勢(砂の惑星アラキス→中東など)をヒントに描いたとラヂヲで聞きかじった。あと2〜3回推敲を重ねて余計な部分を削ぎ落として更に噛み砕いた文章で書いていたらもっと売れたと思う。事実、俺は映画版を鑑賞したのでその助けもあって読了出来た。それでも理解不能な箇所も多々あったので「つまらなくはなかった。」という表現止まりなのが唯一惜しかった点かな。

  • ケイ

    人物表はないし、聞きなれないややこしい名前が多いので、ところどころで立ち止まるが、とても面白くてどんどん読んでしまう。感想次の巻で。

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