Die Dollarprinzessin : Schirmer / Munich Radio Orchestra, C.Libor, Hinterdobler, T.Mohr, Bothmer, etc (2012 Stereo)(2CD)

レオ・ファル：『ドルの女王』

20世紀初頭、アメリカの経済力はヨーロッパを凌ぐほどに成長。とはいえヨーロッパの人々は（ひがみもあり）アメリカの富裕層を「成金」と呼んで見下そうとしていました。そんな折、石炭景気で大金持ちになったジョン・コーダー氏を巡って持ちあがった騒動が、この『ドルの女王』では愉快に描かれています。1907年にアン・デア・ウィーン劇場で初演された際は大好評を博し、その後、ロンドンやニューヨークでも上演され、ロンドンでは428回も公演が行われたという人気作です。歌手たちによる甘い歌に加え、粋なストーリーを彩る美しいワルツや舞曲も聴きどころ。ウルフ・シルマーが見事な音楽を聴かせます。（輸入元情報）

【収録情報】
● ファル：喜歌劇『ドルの女王』全曲（ラルフ・エガーによるディアローグ版）

　アリス…クリスティアーネ・リボル（ソプラノ）
　デイジー・グレイ…マグダレーナ・ヒンタードブラー（ソプラノ）
　オルガ・ラビンスカ…アンゲラ・メーリンク（ソプラノ）
　ジョン・コーダー…トーマス・モール（テノール）
　フレディ・ヴェールブルク…フェルディナント・フォン・ボトマー（テノール）
　シュリックのハンス子爵…ラルフ・ジーモン（テノール）
　ディック…トビアス・ハークス（テノール）
　トム…マルコ・チリック（テノール）
　ライプツィヒ喜歌劇場合唱団（合唱指揮：マティアス・ドレクスラー）
　ミュンヘン放送管弦楽団
　ウルフ・シルマー（指揮）

　録音時期：2012年11月24,25日
　録音場所：ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）