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ISBN 10 : 4862852734
Content Description
本書は1785年に刊行され、ヘーゲルなどに大きな影響を与え、カント、ゲーテをはじめドイツ思想界を巻き込んだ「汎神論論争(スピノザ論争)」発端の書である。巻末には訳者によるヤコービの紹介と年譜、『スピノザ書簡』各版の異同情報を付す。
目次 : 第1部 スピノザの学説に関する書簡(スピノザの学説に関するモーゼス・メンデルスゾーン氏宛の書簡/ 人間の拘束性と自由についての予備的命題/ スピノザの学説に関して)/ 第2部 スピノザの学説に関する書簡へのもろもろの付録(ノラのジョルダーノ・ブルーノからの抜粋―『原因・原理・一者について』/ 無神論について―ディオクレスからディオティーマへ/ 「別の世界の事物」―ハーマンの言葉/ ヘルダーの「神」について/ ヘルダーのスピノザ主義への批判/ スピノザとライプニッツ/ 思弁哲学の歴史―スピノザ主義の成立/ キケロ『義務について』)
【著者紹介】
田中光絵 : 1948年長野県生まれ。東京都立大学人文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科独文学専攻修士課程修了。日本大学文理学部非常勤講師。研究領域:ゲーテとその時代の思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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