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秘密の花園

F.h.バーネット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784764267619
ISBN 10 : 4764267616
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

バーネット没後100年
閉ざされた庭で少女が体験する奇跡の物語。児童文学翻訳の名手が贈る、世紀を超えて愛される傑作の邦訳決定版!

?ものがたり?
召使いまかせでわがままに育ったあげく、孤児になって親類の屋敷にひきとられたメアリは、がらんとした屋敷や庭をひとりぼっちでさまよううちに、ずっととざされていた庭の鍵を見つける。こっそりはいってみた庭は、荒れはてていたが、メアリはどうしてもそこをよみがえらせたくて、二人の男の子に秘密をうちあける‥‥。

【著者紹介】
F・H・バーネット : 1849年、英国マンチェスターの富裕な商人の家に生まれる。幼くして父を失い、16歳で家族とともに米国へ移住。家計を助けるために18歳から大衆作家として活動を始め、24歳で結婚。次男をモデルにした『小公子』(1886年)、続く『小公女』(1905年)で成功をおさめる。1890年代に英国に家を購入し、そこで『秘密の花園』を執筆、1911年に英米両国で刊行する。1924年没

ジェニー・ウィリアムズ : 1939年、英国ロンドン生まれ。幼い頃から絵を描き始め、ウィンブルドン芸術学校、ロンドン大学で学ぶ。ウェールズ在住のイラストレーターとして活躍。代表作:A Lion in the Meadow(1969年、エスター・グレン賞受賞作。邦訳『はらっぱにライオンがいるよ!』はましまよしこ訳、偕成社、1991年)のほか、合計5作のマーガレット・マーヒー(Margaret Mahy、2006年国際アンデルセン賞受賞)作品にイラストを描くほか、数多くの作品が世界中で出版されている

脇明子 : 1948年、香川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(比較文学)。ノートルダム清心女子大学助教授、教授を歴任。現在、ノートルダム清心女子大学名誉教授。「岡山子どもの本の会」代表として活動する。英語圏のファンタジー作品の翻訳を40作以上手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rinakko

    偏愛本。子どもの頃から繰り返し読んだお話。メアリとコリンが大人たちに都合のいい ”良い子“ ではないところが、今も昔もこの作品を好きな理由として大きいことを、あらためてしみじみ(かんしゃくをかんしゃくでもって鎮めるとか素晴らしいw)。そして『デカメロン』を読んだ時もそうだったけれど、文学の中で描かれたパンデミックについて、そこに居合わせた人々の恐怖を少なからず身を以て知った今だから、そこは感じ方が違っているはず。幼いメアリがひとりで味わった怖さを思うと、“秘密の花園”や友達に出会えて本当によかったねぇ…と

  • ブラックティー

    子どもの頃に抄訳版を読んで以来の読書。愛情不足で育ったつむじ曲がりのメアリと癇癪持ちのコリンが、無条件に庭の植物や動物たちを愛してしまうのが魔法のはじまり。荒れた庭が手入れされ甦っていくにつれて、二人の心も体も健やかになっていく。そしてついにはコリンの父親にまで影響が。英国人は本当に魔法が好きだなと思うけれど、便利でもヒロイックでもないこういう魔法に気付けることが一番素敵かも。教文館版は訳は勿論、カバー下の植物文様の装丁や各章の初めに置かれるアール・ヌーボー風の挿絵がとても雰囲気があって良かった。

  • qbmnk

    名作なのは知っていたが小さい頃に簡易版で読んだことしかなかった。挿絵が美しい新訳を見かけて手に取った。イギリスのムアの自然や庭の描写が優れていて、春になり自然が生き生きと目覚めていく部分は読んでいるだけで自然の中で深呼吸をしているような気分になる。物語の要とも言えるディッコンとその母親は素朴な生活を送る人々の中にある知恵の深さと賢さを描いていて、理想主義的ではあるが存在していたら良いなと思わせられる。大人が読んで面白い物語。子供には子供っぽい他愛なさが強く響いて物足りないかもしれない。

  • 子供の頃に読んだ本を別の訳者版で再読。心が癒されるのを感じた。

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