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真夜中乙女戦争

F (Book)

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048962414
ISBN 10 : 4048962418
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
F ,  

Content Description

東京は、あと一分で終わる。愛していると言えないうちに―。
愛って、なんだ。永遠って、なんだ。眠れない夜は、どうすればいい。
この退屈は、虚しさは、どうすればいい。
どうせ他人になるのに、どうして私たちはどうでもいい話をしたがるのだろう。

どうせ死んでしまうのに、どうして今こうして生きているんだろう。
死ぬまでに本当にやりたかったことって、一体なんだったのだろう。

この春、青春小説史上、恋愛小説史上、犯罪小説史上、
最高に過激で孤独、そして正しく、美しい夜更かしが始まる。

著書累計、20万部突破。この一冊が、すべての絶望を紙屑にする。

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表紙の東京の夜景に心を打たれて購入しまし...

投稿日:2021/03/18 (木)

表紙の東京の夜景に心を打たれて購入しました。全体的に絶望と愛が渦巻く独特の世界観が描かれていて私の好みでした。文章の若干強い言葉遣いが疲労した私の心に響く部分が多く、心に安らぎを与えてくれる一冊でした。

たこゴロー さん | 新潟県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    図書館の予約に出遅れてようやく読めました。F、初読です。タイトルから、西尾維新ラノベ的な作品かなと思って読み始めましたが、全ったく異なる内容でした。哲学的イデオロギー青春東京タワー♡小説でした。初期の島田雅彦の雰囲気がありました。Fは、W大OBでしょうか?

  • あも

    特別な何かになりたくて声を出さずにもがいて叫ぶ。そんな真夜中を何度も過ごしてきたのに、今でもまだそんな夜に出会う。寂しさは誰かと抱き合えば誤魔化せるけど、誰かと抱き合ってる時ふと感じる寂しさに向き合う術を知らなくて目を瞑る。目の前に背を向けた椅子が幾つも並んでいる。大切な誰かの為に用意したはずの椅子はこちらを向いてと祈るだけの自分の前では当たり前にからっぽで、誰も座らない椅子だけが増えていく。愛されたくて愛するのか、優しくされたくて優しくするのか。秋の夜風が冷たいので、数日間限定でお休みします。また来週。

  • R

    作中で触れられていた「何者」と「夜は短し〜」を中二病でカスタマイズした物語だった、理屈抜きの勢いがすごい。世界を破壊するという怒気をはらんだ思想と、それを実行に移す狂騒、SFめいた展開と怒涛のアクションと見せかけて、本当に書きたかったのは、ひとめぼれした女性への片思いだったんじゃないか、そんなセンチな気分になったのである。ヒロインとどうこうというあたり、やはり高純度の中二病的小説だったと思うのだった。

  • ゆかーん

    「中二病」ってあるけれど、これは「大二病」小説という感じ。大学の講義が面白くなくて、先生に面と向かって意見を口にしたり、東京タワーにラブレターを書いたり、定期試験を忘れて(無視して)深夜映画鑑賞に明け暮れたり、大学生になると一度はやってみたいことばかり。大学生の代わりに、著者が世の中の絶望や不満や虚無感をぶちまけたような、激しい焦燥感に満たされた文章でした。共感できる部分も沢山ありますが、30過ぎた私としては今更な発言ばかり…。大人になりきれない純粋と現実の狭間で生きる、若者への魅力的な小説だと思います。

  • うっちー

    何か哲学書を読んでいるみたいな気持ちになりました

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