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ユリイカ 2024年 9月号 特集 石

Eureka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791704521
ISBN 10 : 4791704525
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アナクマ

    〈石〉大喜利。ここしばらく実用一点張りの日々だったのでちょうど良いタイミングの変な特集号。「なにしろ『ユリイカ』が石の特集をする時代になったのだ」。それでもちょっと生真面目すぎるので無意味/無価値方面を掘り下げた記事がもう少しあればさらに良かったな。「それぞれの自分の世界なんですよね…これがいいんだと言ってしまえば勝ちみたいな」◉「私が好きな石は…なんの変哲もない石である」「あの石ではなく、何故この石を選択したのだろう」◉石に〈話すことを教える〉男が、幼い息子にもそれを継承させようとしている、という挿話。

  • アナクマ

    「この石を選んだことについて誰にも文句を言えないし、そもそも興味すら持たれない」。結晶・鉱物「彼らは、自然の摂理が振る采配に沿って挙動する。石ころにおいても例外ではない。人間の忖度などは欠片ほども入り込むことはできない」◉(112)悲しいかな、彗星のかけらは基本的に大気圏で燃え尽きてしまうので隕石としてわたしたちの手に届くことはほとんどない。◉「人類史の果てに待ち受けているのは、神でも超人でもなく、石である」「その場、その瞬間、その人たち…その時限定の価値をまとう、それがつまり〈よさ〉ではないだろうか」

  • アナクマ

    「石は石であるから、それだけでいいのであって、それ以上のことを求めたことはない。なぜ好きなのか、答えはない。彼らはそこにいるだけなのであって、拾われることを望んでもいないし、その場にあることを選んだわけでもない。しかし、確かに、石はそこにいる」(牛山茉優)。「何故この石を選択したのだろう。自分の選択が、他の誰にも影響を与えず、誰からも利用されず、ただただ手の上にあることに、途方もなく心震える」(太田達成)。「石は長い時間をかけてめぐっている。不変ではない」(江口あとか)。

  • はるき

    玉石混交という言葉がありますが、私は石のように強くありたい…。

  • 奏市

    石についての特集、エッセイ。宮田珠己さんらの石拾いから、化石、アート、城郭、宇宙、古代文明などあらゆる角度から様々な人が石について語っている。自分も最近石に興味出てきたが、皆の熱量が凄すぎる。こんなに皆石について大真面目に取り組んでいるとは驚いた。牛山茉優『石を拾う、ひとり』同じような石拾いをしていてまた久しぶりに海に行きたくなった。「私たちは石を拾う。石を握り、嗅ぎ、頬で触れてみる」確かに嗅ぐな。磯臭いのが多い。『心身の石』も面白かった。他人の結石を写真に撮り見せる。怖くて気味悪いが、温かくもある話。

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