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ISBN 10 : 4041139252
Content Description
終戦後間もないキューバ。老漁師サンティアーゴには、もう84日ものあいだ釣果がなかった。幼い頃からサンティアーゴの見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師になったいまもサンチャゴを慕い、漁の心配をしてくれる。サンティアーゴはそんなマノーリンをたのもしく思いながら、自身のプライドも捨ててはいなかった。
翌朝、一人で漁に出たサンティアーゴの綱に、見たこともないほど巨大なカジキがかかった。そこから、サンティアーゴとカジキの命を賭けた闘いが始まる。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、サンティアーゴは次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、ついにカジキに勝利し、帰路につくサンティアーゴに、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
【著者紹介】
ヘミングウェイ : 1899年イリノイ州生まれ。高校卒業後新聞記者となり、第一次世界大戦下のイタリアで重傷を負う。復員後、記者をしながら24歳で作家デビュー。『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』などを発表。1952年『老人と海』を発表し、ピュリッツアー賞とノーベル賞を受賞。1961年猟銃自殺。簡潔で力強いハードボイルドスタイルの文体で、世界に大きな影響を与えた
越前敏弥 : 1961年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾自営、留学予備校講師などを経て、37歳で翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゃお
読了日:2024/02/16
Kooheysan
読了日:2024/03/03
おだまん
読了日:2024/02/12
佐々木大悟
読了日:2024/09/17
志村琴音
読了日:2024/08/09
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