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浮世に言い忘れたこと P+dbooks

Ensho Sanyutei (6 daime)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093522045
ISBN 10 : 4093522049
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昭和の名人が語る、落語版「花伝書」

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    タイトルからしてね、よござんすね。あたくしは、ってえのから始まる文章はたまんない。時に説教くささが先に出て、「あたくしに言わせれば」なんて言い出すところだけは勘弁ですけども。乞食になったって、道で大道芸人のように噺しますよ、それでもお代を頂けるくらいの話はしますよ、って、こんなことはそうそう言えるもんじゃない。この方、菊五郎と吉右衛門(前のね)さんが本当に好きなのね。色んなところに、はさんでくる。落語ブームにのっかってる若い噺家さんに何より読んでもらいたい1冊。

  • fwhd8325

    時代が変わっても変わらないもの、変わってはいけないものを教えてくれるようです。テレビやラジオですが、思いますぎりぎり生の圓生さんを聴いていますが、その語りがよみがえってくるようです。語り口に色気がある噺家さんでした。その後、こんな名人現れません。返す返すもあの騒動がなければと思ってしまいます。

  • p31xxx

    6歳そこらから芸人となり、50代では満州で敗戦を経験した落語の大名人晩年のエッセイ。明治時代は名人が颯爽と乗る人力車の幌をわざとかけないのが洒落てたとか、帰国後の収容所で焼け出された家族からの手紙を見つけ出したのが忘れられないとか、戦後の録音も聞き知っていると、時代感覚がおかしくなる。古典的な老人像そのものの語りが逆に新鮮だが、劇的に変わった前後の時代を比べるに、懐かしむ気持ちがあろうか、現代人には想像し得ないところがある。芸風の違う名人だった志ん生を悼むシーンは、ライバルを失った寂しさが印象的だった。

  • ぜっとん

    内容も好きなのだけれど、語り口で面白くまたイヤミなく読むことができる。言葉遣いやものごしというのは大切なものですね。

  • こんぶ

    近道はない。地道にコツコツと。

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