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エラリー・クイーンの災難 論創海外ミステリ

Edward Dentinger Hoch

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846011451
ISBN 10 : 4846011453
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界初のエラリー・クイーン贋作&パロディ集。ホックが、ネヴィンズが、ポージスが、ブリーンが、ロースンが、名探偵にしてミステリ作家にして編集者である。“エラリー・クイーン”に挑む。エラリー・クイーンの新たな冒険が、いま始まる!『EQ Collection』第7弾。

【著者紹介】
飯城勇三 : 1959年宮城県生まれ。東京理科大学卒。エラリー・クイーン研究家にしてエラリー・クイーン・ファンクラブ会長。評論『エラリー・クイーン論』(論創社)で“本格ミステリ大賞・評論部門”を受賞。論創社の『EQ Collection』では、企画・編集・翻訳などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 飛鳥栄司@がんサバイバー

    ホックの「インクの輪」は、贋作としても本格としても、ものすごく秀逸。この1編を読むだけでも、本書を買う価値はある。次点は「本の事件」。エラリー・クイーンとスタートレックのコラボは爆笑もの。

  • やっす

    贋作はどれも粒揃いで、かなりの高水準。そのなかでもホックの『インクの輪』と中国人のクイーンファン馬天による『日本鎧の謎』が特に気に入りましたね。 欲を言えば、一冊まるごと贋作でまとめて欲しかったかな。 そうすればもっと楽しめたんじゃないかというのが、個人的な感想です。ともあれ多いに楽しんで読めました。

  • スズツキ

    世界初(らしい)のクイーンの贋作集。まさしく玉石混合の内容。その中でやはりホックは安定して読める。他にうまいと思ったのは「日本鎧の謎」。最近のアジアのミステリ作家はクイーンに影響を受けた日本の新本格作家からさらに影響を受けている人が多いそうなので、この作品は国内ミステリファンにもオススメ。

  • N.蘭子

    今までこういう企画がなかったのが不思議。ホックの「インクの輪」は秀逸!また彼の作品が読めて嬉しい。スター・トレックとの共演は両方を知る人には必見の爆笑もの。その他にも、年老いたエラリイだの現代で活躍するクイーン親子だの、楽しめる要素はいろいろ。編者のことばにあったように、是非これの日本版を実現してほしい。読者もだが、法月はじめ本格の大御所たちが大喜びしそうだ。

  • emanon774w

    年期の入ったクイーンファンである編者が選んだ、クイーンを愛する作家陣の手になるの贋作・パロディ集。 ホックやポージスをはじめとした西洋人作家の中で一作だけ、珍しくも中国人作家による作品が収録されていて、それが目を引きました。 贋作編はどれも素晴らしく、クイーンらしさに溢れた作風でした。パロディ編のほうではなんと『スタートレック』とのコラボ作があり、笑ってしまいました。しかし、この作品内で”マーガリンを塗りたくって炒めて殺された”カーク船長、なぜにそんな殺され方をしたのやら。

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