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Raspberry Piで学ぶコンピュータアーキテクチャ

Eben Upton

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873118659
ISBN 10 : 4873118654
Format
Books
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

Raspberry Pi開発者たちが、プロセッサ、メモリ、ストレージ、ネットワーク、入出力制御、オペレーティングシステム、プログラミングなどを、歴史的な背景と合わせて詳細に解説する。また、解説内容の一部は、実際にRaspberry Piで試すことも可能。

目次 : 1章 驚くべきコンピュータの姿/ 2章 速習:コンピュータが動く仕組み/ 3章 メモリ/ 4章 ARMプロセッサとSoC/ 5章 プログラミング/ 6章 不揮発性ストレージ/ 7章 有線イーサネットと無線イーサネット/ 8章 オペレーティングシステム/ 9章 ビデオコーデックと動画圧縮/ 10章 3Dグラフィックス/ 11章 オーディオ/ 12章 入出力

【著者紹介】
宮下健輔 : 1996年に大阪大学大学院基礎工学研究科で博士(工学)の学位を取得、岡山理科大学工学部を経て、京都女子大学現代社会学部教授。並列アルゴリズムを研究していた学生時代に、偉大な先輩たちの薫陶を受け学生ボランティアグループの一員として学科ネットワーク運用に参加。10BASE‐5からFDDIに至るメディアの進化や、FTP、Gopher、WWWなどプロトコルの多様化を体験した。その後は徐々に研究の軸足を計算機やネットワークの管理運用手法へ移し、現職では教育の傍ら学内ICT基盤の管理運用にも携わっている。ここ数年は学生たちとゼミでArduinoやRaspberry Pi、little bitsなどを利用した電子工作を楽しんでいる。2017年より情報処理学会「インターネットと運用技術(IOT)研究会」主査

坂下秀 : 1985年に京都大学理学部物理系を卒業。Unixシステム向けパッケージソフトウェアの開発販売会社でカスタマーサポート、社内システムとネットワークの管理を担当する。2003年に、株式会社アクタスソフトウェアを設立。会社では、音声・映像伝送や組込みシステム、研究機関向けのソフトウェア開発を手掛ける。現在も、社長業とともに社内システムおよびネットワークの構築と運用を続けている。1986年頃から現在に至るコンピュータシステムとそのネットワークの管理経験を活かし、雑誌の記事執筆や書籍の翻訳、監修を行ってきた。今のように簡単に保守部品が手に入らなかった頃からの習慣で、購入したコンピュータ機器は自分で保守ができるように、必ず分解して内部の様子を写真に撮り、メモを作成している。2003年より情報処理学会「インターネットと運用技術(IOT)研究会」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • calicalikoume

    タイトルのとおりラズパイを起点に、コンピュータ全般の知識について解説される。CPUやメモリ、プログラミング、ストレージ、グラフィック、オーディオなど、幅広い内容だった。手元に実物があるので、各構成要素がイメージしやすく、最後まで読めた。とは言え全体的に重厚な内容なので時間はかかった。都度挟まれる歴史的な背景も知れて良かった。コンピュータを魔法のごとく実世界につなぐプログラマブルなGPIOが、やはりラズパイの最大の魅力かなと思う。

  • Q

    Raspberry Piと呼ばれるシングルボードコンピュータを題材にしたコンピュータアーキティクチャの概説本。機種依存の話はほとんど出てこない。Raspberry Piをいきなり触ってみて「はて、そもそもコンピュータとはなんぞや」という疑問を持った人にはぴったりの本。一方でBroadcomのSoCの仕組みを詳しく知りたいと思う人は別の文献をあたった方がいいだろう。

  • HF23

    読みたい章のみをつまみ食い的な感じで読んだ。 扱っている範囲がかなり広範で、とても読み応えがある。 図も多く使った説明なので、わかりやすいが、上述の通り扱っている範囲が広いので、深い理解のためには別途専用の本が必要だと思う。 コンピューターアーキテクチャについて十分に詳しい人間が、これまでの歴史の振り返りと、Raspberry Piではどのように実装されているかを知ることができる本だと言える。 ラズパイで遊んだ後に再読したいと思う。

  • 明るいくよくよ人

    組み込みプログラミングの講義をするのに再読。 現状のコンピュータのアーキテクチャへの発展の経緯が、その根拠とともに、興味深く説明されている。良書だと思う(ちょっと高いけど)。

  • みやび

    コンピュータの動作原理となる技術の数々が網羅的に紹介されている。磁気コアメモリとかパンチカードとか、ほんとにBack to basicすぎる内容でコンピュータサイエンス入門者には良書なのではないかと感じた。これからもたま読み返したい。

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