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ヴィジュアル・ストーリー ポー怪奇幻想集 2 黒の恐怖

E.a.ポー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562050956
ISBN 10 : 4562050950
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

すぐれたマガジニストにして、天才的な詩人、短編小説の名手、E・A・ポーの怪奇ゴシック風味のファンタジーと詩を端正な読みやすい新訳と現代にふさわしいイラストで贈る。第2集は「ひょこ蛙」「鴉」「黒猫」を収録。

【著者紹介】
エドガー・アラン・ポー : 1809‐1849年。アメリカの詩人・作家・雑誌編集者。『モルグ街の殺人』で推理小説ジャンルを創造

ダビッド・ガルシア・フォレス : スペイン生まれ。バルセロナで活動するイラストレーター

金原瑞人 : 1954年、岡山県生まれ。児童文学研究者。法政大学社会学部教授。ファンタジー、YA、マイノリティ文学、英米の古典の翻訳を通して、広く海外文学の紹介を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かりさ

    第2集黒の恐怖は「ひょこ蛙」「鴉」「黒猫」の3篇を収録。それぞれ作品の解題が添えられ、物語もどれも読みやすく、雰囲気のある世界観でとても良かったです。文学的幻想怪奇「黒猫」がやはり秀逸で好き。この絵本はポー入門編として良いかも。添えられたポーの言葉…「昼間も夢をみる人は、夜しか夢をみない人が見落とす多くのことに気づいている。」

  • 吉田あや

    第一弾「赤の怪奇」に続いて、第二弾は「黒の恐怖」。収録される物語も赤から黒へと陰鬱さが増幅し、ポーの神経が破裂するように尖り、その深度を深めていく過程を見ているようでザラザラとした恐怖と哀しみに包まれる。ポーの短篇でもとりわけ大好きな「鴉」「黒猫」が収録されていることが嬉しい。酒という悪魔に溺れ、理性は崩壊し、根源的な悪や愚かしさに揺らぎ、諫め、やり直そうとするも魂が破滅の誘惑へと傾く。陰鬱と遊び、仄暗いポーの世界は色褪せることのない悪夢のようで、惑わしく離れがたい。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    今回のテーマは黒なのであの『黒猫』収録ですが、小学生の時にトラウマになった直立したまま、腐乱した妻の死体の上で目と口をカッと開く黒猫の絵に比べれば、こちらの絵は可愛らしい方でした。逆に原文のnevermoreや日夏氏の「またとなけめ」という訳文で有名な『大鴉』の方がラストのイラストで全ては無常に帰る絶望感を思い知らされるようで怖かったです。『ひょっこがえる』は完全に純愛故の復讐劇だったと私は思いました。

  • 紅香

    天才と称されたポー。あっちこっちで文章が引用され、その黒い断片を拾ってはいつかポーの作品を読んでみたいと思っていた。でも古典という壁。今回、訳が大好きな金原瑞人さん、イラストつきともあって私目線まで降りてきてくれた、読むきっかけの入口に導いてくれたことを嬉しく思う。その中身は、闇、闇、闇。。誰かをぞっとさせるための作為の闇ではなく、あまりの重たさに闇がうっかりこぼれてしまったような作風。苦悩しか読み取れない。ポーという一人の人間としてどのような人生を生き抜いたのか興味深い。そのことばかり考えてしまう。。

  • 星落秋風五丈原

    ひょこ蛙が怖かったです。ヒロインも実は恨みを抱いてたのね。『鴉』はやはり原語のNevermoreがいいかな。

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