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見えるもの見えざるもの ナイトランド叢書

E・f・ベンスン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883753000
ISBN 10 : 488375300X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英国の名匠が贈る、多彩な怪談12篇!吸血鬼、魔女、降霊術―そして、奇蹟。恐怖と奇想の洒脱なブレンド!怪奇幻想傑作集、第2弾!

【著者紹介】
E.F.ベンスン : 1867年、英国バークシャー州の聖職者の家に生まれる。1893年、デビュー作のユーモア小説Dodoがベストセラーとなる。以降、小説、伝記はじめ幅広い分野の、100点を超える著作を上梓した。1940年歿

山田蘭 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ニミッツクラス

    【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の二・洋編〉18年(平成30年)の税抜2400円の単行本初版。ベンスンの第二短編集(英1923年)の完訳で12編を収録。幽霊一辺倒の作風だと思っていた(解説でも触れている)が、少なくとも短編については多種多様で上質。欲を言えば連作が欲しい…2作目「忌避されしもの」の主人公の義兄などは他の話に登場しても良いなぁ。「幽暗に歩む疫病」の三人の相似的で異状な死に様…たとえポワロの脳細胞をもってしても解けない謎だろう。「アムワース夫人」は衒いの無い吸血鬼物で安定の怪奇譚。★★★★☆☆

  • 翠埜もぐら

    あまり他のアンソロジーではお見掛けしない作品ばかりの短編集。SFチックな「かくて死者は口を開き-」(最後の最後がちょっとびっくり)、UMAものの「恐怖の峰」、クライムサスペンス+ホラー「農場の夜」、コメディ?と言うよりは皮肉で辛辣な「ティリー氏の降霊会」。話ごとに雰囲気が全く違うのは、E・F・ベンスンが小説だけでなくスポーツや伝記も手がける人だったそうなのでそのせいかしら。何はともあれとても楽しめました。

  • ロア

    やはりゴシックホラーはイギリス作家に限りますね(´∀`,,人)♥*.

  • ふるい

    洒脱な英国怪談、面白かったです。なかなか陰惨な怪異ものが並ぶなか、最後は穏やかな幽霊譚で締められるのも味わい深い。お気に入りは「忌避されしもの」「ティリー氏の降霊会」「地下鉄にて」。

  • qoop

    前著と比べると見劣りするものの、相変わらず多様さは確保されている怪奇小説集。現代的視点でUMA/妖怪を語った〈恐怖の峰〉、降霊術を扱った怪談実話風の(つまり曖昧な趣きの)〈マカーオーン〉、著者のユーモラスな視点が存分に味わえる〈ティリー氏の降霊会〉など印象に残るものもあるが、〈かくて死者は口を開き−〉は別格。SFホラーと因縁譚が無理なく結びつき、時代を色濃く感じさせてくれる。

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