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スモ-ル・イズ・ビュ-ティフル 人間中心の経済学

E・f・シュマッハー

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061587304
ISBN 10 : 4061587307
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1986
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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『スモール イズ ビューティフル(Small ...

投稿日:2021/06/21 (月)

『スモール イズ ビューティフル(Small is Beautiful)』はF・アーンスト・シューマッハーという思想家であり、文明論者が1973年に出版したものである。この著者が主張しているのは、高度に発展した先進国の工業文明がもたらす、経済至上主義や何の反省もなく巨大化する技術を批判し、もっと人間の身の丈に合った経済活動をすべきだということである。

一ユーザー さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 壱萬弐仟縁

    感想が書いてなかった。経済学、教育、開発の項目が重要。市場の利己主義的なところとか、問題に思う。地産地消の、仏教経済学の意義は高い。開発は教育あってこそ。貧しい人には簡単なものが求められる。人間のための経済学を必要としている。昔も今も。

  • baboocon

    今年200冊目。読み進めるのに時間がかかったが、内容は40年前とは思えないほど現在の社会にも当てはまるもので興味深い。人間性を排除し効率や成長ばかりを追い求める経済学を否定すると共に、再生不可能な天然資源を浪費する資本主義経済に警鐘を鳴らす。原発については現在の日本で彼の懸念が現実のものとなってしまった。途上国の開発の問題は金ではなく教育と、最先端ではなく現地の人々が自立するために適切な技術(中間技術)が必要。組織論や所有権の話は「日本でいちばん大切にしたい会社」や「SMALL GIANTS」に通じる。

  • 逆丸カツハ

    流石に古いなと思うところもありながら、もっともなことを述べているが、やはり世界はスモールの方へは進まない。進まないからこそこういった言説が説得力を持っているのだろうが。自費出版が終われば自分のできること、ささやかなボランティアをしようかな。

  • Francis

    20数年ぶりぐらいに再読。人間中心の経済学を唱えているのだが、論じる範囲が広すぎてまとまりに欠けるのが難点。中間技術が彼の中心的な考えだが、この中間技術は果たして現実にはどのように実践されているのかが、よくわからない。(ウィキによるとやはり中間技術はうまくいかなかったとの由)第三章「組織と所有権」はかなり考慮に値する議論がなされていると感じた。

  • Uzundk

    斜め読み。1973年著。人間主義、いや個人主義を突きつめている現在の先にあるのは富めるものが富み貧しいものが貧しくなり資源を使い尽くす未来であると語る。特に"生産性こそが価値"という価値観が生まれ、使い尽くす事に向かって突進する世界に対して警鐘だった。生産性で語るのはそもそも間違いであるのだと。そこで取り出すのが人間性を取り戻した、人間的な生活を取り込んだ経済というものを語る。残念ながら未だにそれは達せられていると言えない。

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