ドゥオール結成10年目に贈る、とっておきのファンタジー
丁寧に積み上げられたサウンドと一音一音に想いを込めて綴られた二人の音楽は、いつもの風景を素敵にしてくれる元気の素があるかのよう。 デュオだからこそ生まれ出るそのエネルギーが、太陽に草木が伸びていくような、希望に人を導くような「光」となれることを願いお届けする、アルバム第四弾。レコード芸術 特選盤(Studio N.A.T)
【収録情報】
● ラヴェル:マ・メール・ロワ(4手連弾)
● デュカス:魔法使いの弟子(2台ピアノ)
● サン=サーンス:動物の謝肉祭(ガーバン編曲による4手連弾版)
ピアノデュオ ドゥオール(藤井隆史&白水芳枝)
録音時期:2013年9月3,4日
録音場所:彩の国さいたま芸術劇場、音楽ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【プロフィール】
04年にドイツにて結成後、国内外にて450近いステージを踏み、ピアノデュオを中心とした活動で高い評価を受けるピアノデュオ ドゥオール。
藤井隆史:東京藝術大学付属音楽高校、同大学、同大学院(修了時ベーゼンドルファーリサイタル出演)にて植田克己、K・シルデ両氏に師事。現在、武蔵野音楽大学講師。
白水芳枝:兵庫県立西宮高校音楽科、東京藝術大学卒業。笠間春子、井内澄子両氏に師事。現在、国立音楽大学非常勤講師。
文化庁、DAAD、野村国際財団の奨学生としてドイツ・マンハイム音楽大学大学院にてR・ベンツ、P・ダン両氏に学び、ソロ科、ピアノデュオ科を最優秀修了。
各々ソリストとして国際コンクール入賞、東京文化会館(演連コンサート)などでのソロリサイタル、コンチェルト、放送出演など欧日にて活動。
ピアノデュオではロンドン、青山財団バロックザール賞、シューベルト、ドラノフなど国際的賞を受賞。日本、欧米各地にてデュオリサイタルを開催し、国内では、文化庁芸術祭参加公演、NECガラコンサート、日本演奏連盟クラシックフェスティバル、トッパンホール・シリーズ「Pianists」などに出演し、喝采を浴びた。
NHK(BS、FM、ラジオ)出演、日本各地での講座の他、CDがレコード芸術誌にて特選盤に選出、東京でのリサイタルが音楽の友誌「コンサート・ベストテン」に取り上げられ、同誌の「本誌執筆者が選ぶ 今最も旬な日本人演奏家」、また週刊オン★ステージ新聞「音楽ベスト5」に選ばれるなど、今後が益々期待されるピアノデュオである。
2014年には各地でのドゥオール結成10周年を記念したリサイタルが好評を博し、また4枚目CD『カルナヴァル!』がレコード芸術誌特選盤に選出。結成11年目となる2015年は、東京文化会館、兵庫県立芸術文化センター、ヤマハ銀座他でのリサイタル、東京でのコンチェルトなどが予定されている。(Studio N.A.T)