Dukes Of The Orient

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  • 元エイジアのジョン・ペインと、ラナ・レーンとの活動...

    Posted Date:2020/10/17

    元エイジアのジョン・ペインと、ラナ・レーンとの活動で知られるエリク・ノーランダーのユニットによる2作目のアルバム。元々エイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン(AFJP)の名前で活動するはずだったが、オリジナルメンバーで再結成したエイジアとの契約上オリジナルの新曲の発売ができず、ライブバンドとしてのAJFPとは別の名義で新曲を出すことになったもの。 そういう経緯もあって前作にあたるデビュー作は制作期間が無駄に長く、ジョンとエリク以外のメンバーも流動的だった。だからかオリジナル・アルバムというよりは未発表のセッション集という感じで、ハードな音像の割にはいまいち締まりのないアルバムだったような気がする。 今回はその辺をきっちり反省した跡が見えるのが素晴らしいと思う。メンバーを固定し、曲作りもジョンとエリクの共作で作られていたものをそれぞれ単独で書くようになった。曲ごとに明確に作風が変わるので、構成にメリハリが出たと思う。加えて今回は曲によりサックスが入っているのも新味。初期のフォリナーや80年代のデイヴ・ギルモア・バンドをヒントにしたのだろうが、このアイデアもはまっている。 総じて従来の色をちゃんと残しながらも新しいバンドに脱皮した、本当の意味での再出発といえる快作だと思う。前作がダウンズ/ペイン時代のエイジアで言うところの「アクア」なら、それに続く本作は「天空のアリア」に相当すると言えるだろう。ともあれ一作で終わることなく、こうして新作を届けてくれたことに感謝したい。

    c.g.ponn .

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  • ジェフリー・ダウンズを唯一のオリジナル・メンバーと...

    Posted Date:2018/07/08

    ジェフリー・ダウンズを唯一のオリジナル・メンバーとして活動していた1990年代以降のエイジアで15年近くヴォーカルとベースを担当していたジョン・ペインが、エイジアが結成当初のオリジナル・メンバーで再編したあとにエイジア・フィーチャリング・ジョン・ペイン(AFJP)名義で制作を続けてきたアルバム。本来は「アーキテクト・オブ・タイム」というタイトルになるはずだったという。 恐らくこの作品がなかなかリリースにまでこぎ着けられなかったのは、ペインがジョン・ウェットンにリリースの許可を貰おうとしていたからではないだろうか。GPS名義での短い活動の後にペインがエイジアのオリジナル・メンバーと話し合いを持ったとき、AJFP名義で活動する許しをもらったものの、それはあくまでライヴ活動においてであって、新曲で固めたニュー・アルバムに関してはその限りではなかったのではないか。そしてスティーヴ・ハウとカール・パーマーはダウンズ/ペイン時代のエイジアのアルバムの制作に参加したことがあり、ハウはツアーにも同行している。ウェットン一人がペインを受け入れていなかったのは明らかだ。 だからAJFP名義でリリースされてきた歴代のCDは、ライヴ盤にダウンズ時代の曲のリメイク、他のバンドの曲のカバー集といった核心を微妙に外したものばかり。唯一、本作に収録されている「シーズンズ・ウィル・チェンジ」にしてもYoutubeでの無料公開であり、商業性は薄い。全てはウェットンに認めてもらいたいがための行動だったのではないか。しかし、ついにウェットンは首を縦に振ることなく旅立ってしまい、ペインはダウンズに代わるパートナーのエリク・ノーランダーとの話し合いを経てこのアルバムをリリースするに至った。ここまで展開を引っ張った末に結局エイジアの名前ではリリースされなかったことに、単なるビジネスを超えたペインのエイジアへの想いを感じずにはいられない。 内容自体も、アルバム「アクア」以来エイジアの名前とともに成長を続けてきたジョン・ペインの世界そのものである。曲作りのパートナーがダウンズからノーランダーに代わったことでバグルス以来のリリカルなポップ・センスは薄れたが、GPSのときのような重苦しさも薄い。このアルバムならではの世界が確かにある。 残念なのは良くも悪くもペインとノーランダーのデュオという体裁になっていて、バンドのアルバムではないということだ。特にダウンズ在籍時からペインと行動をともにしている、ドラマーのジェイ・シェレンの存在感の薄さは痛い。彼もまた売れっ子のセッションマンであり、そこまで深く関われなかったのかも知れないが…。曲順などを含めたアルバム全体の練り込みも今一歩足りないと思う。僕が聴いたのは輸入盤なので、一曲増える日本盤ではまた印象が変わるのかも知れないが、なんというか七分組みのアルバムという感じなのだ。これもウェットンの許可があれば、大きく変わったのかも。やはりAJFPというバンドの新作として聴きたかったのが偽らざる本音だ。 それでも、このままお蔵入りになっても不思議じゃなかったこの作品がこうやって世に出たのは、ずっとペインとその音楽を追っかけてきた人間として素直に嬉しい。彼等自身もそうだろうが、ファンである僕等にとっても大きな節目となる作品である。AFJP改めDOTOの今後がどうなるかはまったくわからないが、今後も彼等のことを追い続けずにはいられないだろう。

    c.g.ponn . |40year

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