Product Details
ISBN 10 : 4621312111
Content Description
なぜ多くの種の鳥はオスのほうが派手で、しかしそうでない種もいるのだろう?
親鳥によるヒナの世話は、なぜある種ではメスが、ある種ではオスが、さらに別の種では両親が分担するのだろう?
身近にいる鳥について、このような疑問を抱いたことはないだろうか。これらはみな、進化生物学の範疇である。すべての生物種のすべての特徴は、進化的起源から変化を積み重ねてきた歴史の賜物であるからだ。本書では、進化生物学の大家Douglas J. Futuymaが、鳥の多様な生活史・子育てスタイル・求愛表現・羽飾り・社会的行動などといった興味深い特徴を、進化生物学の視点から見つめ直す。適応・多型・進化・多様性といった進化生物学の論点を、鳥をとおしてわかりやすく語る書籍でもあり、鳥や自然を愛するすべてのひと、進化生物学に興味のあるひとのための一冊。
【著者紹介】
ダグラス・J・フツイマ : ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校生態進化学部特別栄誉教授。アメリカ芸術科学アカデミー、米国科学アカデミー会員
的場知之 : 翻訳家。1985年大阪府生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
