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ISBN 10 : 4167651807
Content Description
永井荷風、高見順、伊藤整、山田風太郎らは、日本の太平洋戦争突入から敗戦までをどう受け止めたのか。勝利に歓喜する者、敵への怒りに震える者、無力感から諦念に沈む者…。作家たちの戦時の日記に生々しく刻まれた声に耳をすまし、国家の非常時における日本人の精神をあぶり出す傑作評論。巻末に平野啓一郎との対談を収録。
目次 : 第1章 開戦の日/ 第2章 「大東亜」の誕生/ 第3章 偽りの勝利、本物の敗北/ 第4章 暗い新年/ 第5章 前夜/ 第6章 「玉音」/ 第7章 その後の日々/ 第8章 文学の復活/ 第9章 戦争の拒絶/ 第10章 占領下で
【著者紹介】
ドナルド・キーン : 1922年、米国ニューヨーク生まれ。日本文学研究者、文芸評論家。コロンビア大学に学ぶ。米海軍日本語学校で学んだのち情報士官として海軍に属し、太平洋戦線で日本語の通訳官を務めた。戦後、ケンブリッジ大学、京都大学に留学。1955年からコロンビア大学助教授、教授を経て、同大学名誉教授。2008年に文化勲章受章。2011年、日本国籍を取得し日本に永住することを発表した
角地幸男 : 1948年、東京生まれ。早稲田大学仏文科卒。ジャパンタイムズ編集局勤務を経て、城西短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かいゆう
読了日:2016/01/20
piro
読了日:2021/12/14
さきん
読了日:2021/01/31
岡本正行
読了日:2022/02/22
佐島楓
読了日:2012/08/16
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