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ドナルド・キーン著作集 第十巻 自叙伝決定版

Donald Keene

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106471100
ISBN 10 : 4106471108
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan

Content Description

少年期の思い出から、日本文学との運命的な出逢い、太平洋戦争従軍、そして戦後日本での作家たちとの交わり、日本国籍取得まで―総じて「幸運な人生だった」と振り返る92年間には、感動を呼ぶ様々な出来事があった。何作もある自伝的著述を再構成し、新たな事実や思い出も数多く加えた、壮大な人生ストーリー。補完的内容のエッセイ集『私の大事な場所』を併録。

目次 : 自叙伝決定版(生立ちから太平洋戦争が終わるまで/ あこがれの日本で暮らす/ 二つの母国に生きる/ 著述と旅との日々/ 晴れて日本人に)/ 私の大事な場所(思い出の時と国と街と/ 一石を投じ続けて/ 親しき友たちへ/ オペラに寄せる)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ブルーツ・リー

    ドナルドキーン先生と言えば、三島由紀夫、って事で、ドナルドキーン先生を誤解していたかも知れません。 てっきり、右翼だと思っていました…。 しかし、この巻に書かれている内容を見る限り、左翼ではもちろんないけれど、穏健な保守、辺りの立ち位置である事が、確実になりました。 交友関係も、何も保守系の作家とだけ交流していた訳ではなくて、大江健三郎だとか、安倍公房とも友達付き合いをしており、少なくとも偏った保守思想を持った人物に見られるような、排他的なものは感じなかったです。 穏健保守の、紳士。という方のよう。

  • もー子

    キーン先生の、大御所EMフォースターとオペラを語り、ラッセルとビールを飲んだケンブリッジ時代がうらやましかったです。

  • アンコ椿

    キーン翁が独身主義者だったということは知っていたが、自叙伝では女性とのロマンスめいた話が一切なかったこと。不思議なり。

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