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ドナルド・キーン著作集 第十五巻 正岡子規 石川啄木

Donald Keene

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106471155
ISBN 10 : 4106471159
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

なぜ、子規は近代人で、啄木は現代人なのか―昭和42年に子規と啄木を比較した論考を著すなど、日本文学研究に身を投じた当初から、明治の二大詩人に惹かれてきた著者。円熟期を迎え相次いで刊行したそれぞれの濃密な評伝を収録。

目次 : 正岡子規(士族の子―幼少期は「弱味噌の泣味噌」/ 哲学、詩歌、ベースボール―実は「英語が苦手」ではなかった学生時代/ 畏友漱石との交わり―初めての喀血、能、レトリック論義/ 小説『銀世界』と『月の都』を物す―僕ハ小説家トナルヲ欲セズ詩人トナランコトヲ欲ス/ 従軍記者として清へ渡る―恩人・陸羯南と新聞「日本」 ほか)/ 石川啄木(自信と反抗/ 上京、失意、結婚/ 渋民村で代用教員となる/ 一家離散、北海道へ/ 函館の四ヵ月、札幌に二週間 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ブルーツ・リー

    ドナルドキーン先生は紳士だね。 先生自身は保守派の人なのだけれど、社会主義者の石川啄木の評伝を、晩年の仕事とした。そういえば、大江健三郎とも交友関係を築かれていたから、思想は思想として、異なる思想の人間とも関わるという、穏健な保守という立場なのだと思う。 それにしても石川啄木は、人格障害なのではあるまいか? そんな人間に対しても、先生は温かい目を向けて下さる。 正岡子規もそうなのだが、文学的には偉大でも、性格がとんでもない人であっても、面白い人として評論して下さる。 本当の紳士が文学界にあった事が嬉しい。

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