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1901年12月12日と1977年10月19日
大西洋に橋をかけた、記録に残る2日。1901年、大西洋を超えた無線メッセージが、初めて、発明家グリエルモ・マルコーニによって送られた。1977年に、コンコルドは、抗議があったにもかかわらず、超音速飛行で初めてニューヨークへ飛んだ。マルコーニは、そんな動力飛行以前の世界で生きていた。
1901年12月12日、ニューファンドランド。午後12時30分、3回の点のような小さな音に応えて、カチリという鋭い小さな音が、繰り返しマルコーニの耳に聞こえてくる。マルコーニは、アシスタントに受信機を手渡しながら、「何か聞こえますか、ケンプくん」と聞く。ケンプにも、マルコーニとまったく同じものが聞こえる。コーンウォール地方ポルジュから送られている電波は、大西洋を横断してきた。水平線を超えて航海したクリストファー・コロンブスのように、マルコーニは、無線電波が世界の表面に沿って、曲がることを証明した。
再現ドラマや仕入れた証言を使って、この番組は、出来事の中心にあるもの、確固たる信念や勇気、20世紀のもっとも記録的でスケールの大きい試みへの決意を紹介する。
1977年10月19日、なめらかなコンコルドは、ツールーズ空港の滑走路を走行している。乗員は、“初の超音速飛行で、ニューヨークに飛ぶ”という歴史的な日に備えている。長期間の論争の末、2日前に、最高裁判所はついにコンコルドのJFK空港へのテスト飛行を許可した。何年もの間、当局やニューヨークの人々は、コンコルドの乗り入れに反対していたが、超音速飛行論争の争点は、その危険性と騒音、そしてガンや竜巻などが起こりえるとの懸念であった。
モデルNO.201、登録番号F-WTSB、201便の乗員たちを追う。彼らがJFK空港に到着したとき、抗議する人たちや記者団、騒音を測定する人たちがいた。乗員や航空会社、製造元、フランスとイギリスの政府にとって、この成功は、長期にわたる苦闘の終焉を表していた。コンコルドが実際にニューヨークに到着するまで、乗り入れられない可能性も強く残っていたが、この日、コンコルドは、ずっと計画されていたルートを飛ぶ権利を勝ち取ったのである。
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Creator:望月ハルヒ
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