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歌え!全身で歌え!―教育者 斎藤秀雄の真実+performance: Saito Kinen

User Review :2.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SKF001
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
DVD
Other
:
Documentary

Product Description

サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会による「サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)」レーベル発足第1弾。産みの親・齋藤秀雄氏のドキュメンタリーと、2004年の演奏会の模様を収めたDVD2枚組です。

Disc-1
「歌え!全身で歌え! 証言ドキュメント 教育者齋藤秀雄の真実」

戦後の日本のクラシック音楽界に教育者として大きな功績を遺し、「彼がもしいなかったら、日本のクラシック音楽界が世界で認められるようになるのはもう少し時間がかかったかもしれない」といわれる齋藤秀雄が亡くなって早くも30年(2004年)。桐朋学園音楽部の創設に心力を注ぎ、そこからは沢山の演奏家たちが巣立ち、日本では勿論のこと、世界で活躍するようになっています。
 その教え子たちが集まって、齋藤の没後10年を記念してサイトウ・キネン・オーケストラが小澤征爾、秋山和慶らの呼びかけにより記念演奏会を開き、これが土台となって現在の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」となっていることはよく知られるところでしょう。フェスティバルには毎年日本全国そして海外からも多くの聴衆が集まり、夏の音楽祭の代表的な存在になっている一方、オーケストラのメンバーは、近年では直接先生の薫陶を受けた教え子たちも少なくなって、齋藤先生が伝説になりつつある、ということで改めて「教育者齋藤秀雄を検証するドキュメンタリー」が制作されました。
 齋藤秀雄の生い立ち、音楽家、教育者としての歴史と活躍、齋藤秀雄が自ら語る「音楽とは」「教育とは」「教育者としての人生」などの齋藤語録、さらに小澤征爾、今井信子、堤剛、など38人の教え子たちの証言などを交えたこのドキュメンタリーは、NHKハイビジョンで2004年末に放送、音楽関係者だけでなく、一般にも「教育とは?」「教育者とは?」という問題を提起する画期的なドキュメンタリーとして注目され、ギャラクシー賞奨励賞を受けるなど高く評価されました。

 (1)プロローグ
 (2)第1章 日本人と西洋音楽〜2つのヨーロッパツアー
 (3)第2章 チェリストの青春〜父と恩師の鉱脈
 (4)第3章 指揮台の転機〜音楽には文法がある
 (5)第4章 「素質」「努力」「注意力」〜信念の教育者として
 (6)最終章 「シャコンヌ」〜あとは君たち…
 語り:藤田弓子
 
 収録時間:90分 片面2層収録
 音声:ステレオ
 画面:カラー(一部モノクロ)

Disc-2
特別演奏会

(2004年に行われたサイトウ・キネン・オーケストラの2つの演奏会から構成)

1:サイトウ・キネン・オーケストラ・ヨーロッパ・ツアー2004
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
 (1)第3楽章 アレグロ
 (2)第4楽章 アレグロ モルト
 小澤征爾(指揮)
 録音:2004年 ベルリン、フィルハーモニー          
2:サイトウ・キネン・フェスティバル松本2004
「齋藤秀雄メモリアルコンサート」より(司会:筑紫 哲也)      ・モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 秋山和慶(指揮)
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲
 飯守泰次郎(指揮)
・J.S.バッハ/齋藤秀雄:シャコンヌ
 小澤征爾(指揮)
 録音:2004年 松本市文化会館

・秋山和慶、飯守泰次郎、小澤征爾のインタビューも収録

 収録時間:82分 片面2層収録
 音声:ステレオ、DOLBY DIGITAL 5.0ch
 画面:カラー

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ファンには楽しみの多い企画となっているが...

投稿日:2006/04/21 (金)

ファンには楽しみの多い企画となっているが、期待していた《シャコンヌ》は、中途半端なオーセンティック奏法、曖昧な古楽スタイルが取り込まれて全く説得力がなかった。1984年のFontec盤の方が圧倒的に素晴らしいと思う。どんどんショー・ビジネス化されているようだが、最初の頃の熱気がエリート意識に変容し、もはや斉藤の薫陶を受けていない世代に取って代わられて、このオケならではの味わいが薄れてきたように思う。小型BSOと言ったところか。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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色々と楽しめる企画盤でしたが、もうこのフ...

投稿日:2006/04/13 (木)

色々と楽しめる企画盤でしたが、もうこのフェスティバルは完全にビジネス化され、ショウアップされてしまいましたね。それでもファンがついて行くのだからそれは構いませんが、あいまいなオーセンティック・スタイルの影響を受けた中途半端はシャコンヌにはガッカリしました。Fontecから出ている1984年演奏のシャコンヌの方が格段に素晴らしい演奏です。一回見ればもうそれでよし、といった印象。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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