Books

一般科学教授学綱要 教員養成・授業・研究のための基礎と方向づけ

Dietrich Benner

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861108204
ISBN 10 : 4861108209
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

学ぶ者の経験や意味は、科学によって一般化できるか―教育/教授することと陶冶/学習することによる知の提示と構築のありようを、教授学の理論・方法・実践として検討し、哲学と科学とが互いに媒介する学問の体系をひもとく。対象や事象の一般化と、この特殊化という両価的な作用とをふまえ、主客を媒介する教授可能性を、知識の数多性と関係づけから方法的に再構成することで捉え直す。また確かさと不確かさを行き来する科学的/日常的な経験とその学との関係を問い、1つのパラダイムや知識形式に位置づけられない、「科学を通した陶冶」の連関を教育の視角から導く。

目次 : 第1章 大学者に関する講義―ヨーロッパとアメリカにおける教授学的な論拠づけと反省の問題史/ 第2章 一般教育学的かつ一般教授学における基底的な区別/ 第3章 パラダイムと知識形式―経験、知識、科学、ならびに教授、学習、そして授業の関係/ 第4章 20世紀のドイツ教育学における科学教授学のアプローチとその発展/ 第5章 一般科学教授学の構成要素/ 第6章 具体例/ 第7章 展望―大学教授学

【著者紹介】
ディートリッヒ・ベンナー : 1941年3月1日ノイヴィートに生まれる。ウィーン大学の哲学者ハインテル(Erich Heintel)の指導を受けて、1965年に博士号を取得。その後ボン大学のデルボラフ(Josef Derbolav)の下で研究助手として研究を継続する。1970年に教授資格論文を提出し、教授資格を取得(ボン大学)。1973年にはミュンスター大学に、東西ドイツの統一後の1991年には、ベルリン・フンボルト大学に招聘される。2009年にフンボルト大学を退職後も、同大学名誉教授として、精力的に研究活動を継続している。ドイツ教育学会(Deutsche Gesellschaft f¨ur Erzichungswissenschaft)会長(1990−1994年)、『教育学雑誌(Zeitschrift f¨ur P¨adagogik)』編集委員長(1996−2001年)、フンボルト大学第四哲学部長(1994−1996年/2002−2006年)などを務める

牛田伸一 : 1974年2月23日東京都生まれ。創価大学教育学部教授。私費留学(1999年10月‐2000年9月ブレーメン大学、2000年10月‐2002年3月オルデンブルク大学)ののち、フンボルト大学客員研究員(2013年9月‐2014年3月、2021年11月‐2022年3月)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items