’13年発表｡振り切れたかﾃﾞｨｱﾊﾝﾀｰ?5人編成となっての本作は､ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌｫｰﾄﾞがﾌﾞﾙｰｽやｶﾝﾄﾘｰ､ｶﾞﾚｰｼﾞにのめり込んだ影響が出てるようで､ｵｰﾙﾄﾞ･ｽﾀｲﾙのｼﾝﾌﾟﾙなﾒﾛﾃﾞｨ構造が多い｡あのﾀﾞｰｸな残響感も減退してるのだが､それがむしろﾌﾚｯｼｭ｡ﾌﾟﾛﾓ来日ではﾌｧﾝと積極的な交流をしていたようで､もしや生まれ変わった?一時は生死の淵にいたﾊﾞﾝﾄﾞだけに､こうなると怖いもんなしか｡

前作の夢見心地なシューゲイザーから180°方向転換した作品。 ホーンの導入等の工夫をして、一曲一曲が独立したポップソングとして聞けるようになった。

'10年発表｡'08年発表の前作が歓迎され､ｼﾞｮｰｼﾞｱの4人組は一躍USｲﾝﾃﾞｨｰの最前線に踊り出た｡甘美な歌ﾒﾛを際立たせた4作目｡ﾈｵｱｺとｻｲｹの折衷は､より前者の色が濃くなった｡ｱﾒﾘｶの田舎に広がる牧歌的な風景に暗い影を落とす歌の数々が聴く者の心を捉える｡

この生気の失せた青年の瞳に宿る骸骨。この素晴らしいジャケットの世界観そのまま、そんな音に身を委ね任せてみる。儚げな歌声がノイズに掻き消され同化していく�C、夢か現実か幻か、その狭間でゆらゆら漂うような�F、心地良いメロディーがノイズを伴い疾走する�G、そして�Jから�Kの流れ。心地良く催眠状態に陥り、幾度も訪れる脳内リセットの快感。このアルバム、ハマります。

'08年発表｡ｱﾄﾗﾝﾀ出身の4人組の本邦ﾃﾞﾋﾞｭｰ盤となる3rdに最新EPの楽曲を加え国内盤化｡ｴﾌｪｸﾄを施したｷﾞﾀｰ･ｻｳﾝﾄﾞには､ｼｭｰｹﾞｲｻﾞｰ系に通じる部分もあるが､曲によってはﾋﾟｱﾉも使い､適度に隙間を残したｱﾌﾟﾛｰﾁで､ﾎﾞｰｶﾙもほのかな明るさを感じさせている｡

今、ポップなメロ＋ノイズ轟音ギターだとネオシューゲイザー的なくくりで紹介されることもありますが…どちらかと言えば92~97年のフレイミングリップスに近い存在だと思う。同じUSのソラレもリップス的なサウンドだし…（数曲マイブラ的な曲も無くはないが…）轟音ギター＝シューゲイザーでは無いので…まあそんなカテゴライズ抜きに楽しんで下さい！

Vocal命のバンド。彼は人々を魅了するカリスマ性と才能を持っている。 ライブ映像を観るべき。