CD

Debussy: Prノlude 1er|l`isle Joyeuse

Debussy (1862-1918)

User Review :1.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
POCG10234
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ドビュッシー:前奏曲集第1巻ほか マウリツィオ・ポリーニ(P)
1998年デジタル録音。練習曲集から6年の歳月を経て録音された、ドビュッシー第2弾として注目されるディスクです。イタリア人によるドビュッシーの前奏曲集としては(パリジャンに同化してしまったチッコリーニは除く)ミケランジェリの徹底した音響練磨の上に成立した幽玄な世界や、チアーニによる卓抜な技術と残響効果を巧みに用いながらもシャープな表現といった演奏が思い起こされますが、今回のポリーニの演奏も実にみごとなもので、安易なペダル効果に頼らず、曖昧な表情や余計な詩情を一切排し、極めて明晰なドビュッシー像を提示しています。タッチが1音1音非常に克明なため、通常の演奏では分かりにくかった和声の音価や、ドビュッシーの音楽がもつシンプルな構成も明らかにされ、あらためてポリーニ流再構築の姿勢の面白さが確認可能です。従来の《前奏曲集》の捉え方とは大きく異なる、興味深いアルバムの登場です。組み合わせは《喜びの島》。こちらも見事な仕上がりです。DG 445187

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ドビュッシー はハーモニーの天才、坂本龍...

投稿日:2017/11/06 (月)

ドビュッシー はハーモニーの天才、坂本龍一がことあるごとに彼の名を出し畏敬していたのは衆知でさもありなんと思う。打鍵と運指とペダリング、他の作曲家も勿論そうだが、前奏曲はより細心の注意と集中力と響きに対するある意味論理的な思考表現力を必要とする。 ペトルーシュカやエチュードでの怖いもの知らずの革新的明晰前進躍動から何年どういった経過を経ると、こういった表現になるのか。名声的経済的な繁栄か肉体的齟齬か、彼がある意味堕落した本当の原因をすごく知りたい。

いやみなぶらいあん さん | 神奈川県 | 不明

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やっぱり弱音がまるっきり出せないんじゃな...

投稿日:2009/09/16 (水)

やっぱり弱音がまるっきり出せないんじゃないか、というのただただ印象付けられる。タッチも一本調子で音色の変化がまるっきり楽しめない。曇ったような(というか、煙ったようなと言うべきか)音のドビュッシーだったらロジェのほうがずっといい。

ポのつくピアノ さん | 東京都 | 不明

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ポリーニは比較的私としては気に入っている...

投稿日:2009/03/04 (水)

ポリーニは比較的私としては気に入っているピアニストで兎に角彼は作品に対して問題意識持つというか常にチャレンジングであるという点は素晴らしいと思います。さて、そういうドビュッシー前奏曲なのですが先ず何故・・これは彼の責だけではないと思われます・・これほどのエコー処理がされるのか、ピアノ本体の音色の芯が抜けてしまったように聴こえてしまいます。演奏自体は彼らしい非情なほどの克明さをどう捉えるかという事ですが何となく大げさなフレージング処理はドビュッシーの細やか面をも求めるならば違和感を感じる方もおられるかも?

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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